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2022年02月04日13:56

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植物性肉がもたらす世界平和と、そのきっかけ

  経済的に見て、畜産は三つの大きなロスがある。食糧効率、水、電力。本来は人間も食べられる大豆などを大量に餌にするし、「水」も日本以外の国々では慢性不足。飼育場のエアコン電力も相当なものだ。それでも安く食べられているのは、大量生産のお陰である。ここまで安く持ちこたえてきた。それでかなりの国々は地下水をくみ上げ、端から枯渇しているし、森林やジャングルを牧場に変えて、自然破壊が深刻な国々も多い。

  一方、すでにヨーロッパ、アメリカ、アジアではかなり物価が上がり、インフレになりつつある。穀物も石油・ガスも上がっているし、「水」もモーターでくみ上げるから、高くなる。いくら大量生産しても食肉も高くなる。相当高くなるだろう。

  そうすると、多くの人たちは肉を敬遠して、安いタンパク源を求める。とは言え、魚の資源はすでに枯渇しつつあるし、モーター船で取るから、魚も高くなるわけである。そんな時、必ず安い代替品が出て、爆発的に売れるわけである。豆腐や納豆もその一つだし、すでに作られている植物性肉が大量生産され、今の肉よりもはるかに安く、人々の間に広まり、世界に広まるだろう。味もよりおいしいものが。非常に安いから、貧しい人たちもどの国でも食べられる。飢饉や栄養失調からも解放され、その国の政府にも不満は持たなくなる。大体、飢えた国民が多い国は政府は突き上げらるから、政治家は外国や少数民族に国民の目を向けさせ、戦争やホロコーストにもなる。多くの歴史を見れば判る。国民がたらふく食べられる国は戦争はする必要もないのである。当然、福祉も教育も非常に発達する。皆がたらふく食べられれば、人々は比較する事もなく、差別もかなり緩和される。まさに世界平和と共生社会の誕生。(殺す仕事は誰でもやりたくないため、各国共、屠殺を被差別民や外国人労働者に押し付けてきた負の歴史があるが、それも解消。その他の食肉業者の仕事は植物性肉に入れ替わるだけで、失業はしないわけである)

  やはり、1973年に起きた石油危機の時も肉も高くなり、日本では大豆で作られたハムやソーセージ、蟹肉に真似たもののが安く売られ、その後も細々と売られ続けている。あの時は世界的に水の危機はまだなかったし、後は各国共、原子力発電に力入れたから、電気も安くなり、畜産危機には至らなかったわけである。

  「誰もが植物性肉をたらふく食える」。今、中国政治家たちが言っている「共同富裕」そのものではないか。また、日本で言われている「新しい資本主義」にもあたりそうだ。特に、中国、日本、韓国、北朝鮮に植物性肉の革命が起きてほしい。北朝鮮の人たちもたらふく食べられれば、ミサイル発射はしなくなるわけだし。韓国も日本以上に貧富の差に苦しんでいるし。習近平さんや岸田さんに以上の発想はあるだろうか。あれば、共同富裕などは成功するが、なければ先は厳しいかもしれない。また、その革命は人民と市場経済から起きそうである。とにかく、以上の通りになる事を切に願う。
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