転ばぬ先の杖

痛みや痺れが無い事は喜ばしい事です。
軽い痛みや痺れは放置しがちですが時には大きな落とし穴が待っている事もあります。
TVの医療番組で知った事ですが、「左肩が痛い」で医療機関を訪れた際は、
時は既に遅く左肩と心臓に繋がっている神経線維が癌細胞で囲まれていました。
こんな事もありますから医療機関での検査は重要になります。
「異常無し」で無罪放免であれば喜ばしい限りです。

４０歳からかな？
４０歳が一つの起点になるのでしょう。
行政が「人間ドック」での検査を勧め、５歳刻みで健康診断を特別料金で受けられるように勧めています。
受ける受けないはご本人の気持ち次第です。
私自身は、四日市市に在住していた時以来、「人間ドック」「健康診断」は、
受けていません。
理由は？と聞かれればお答えせざる得ないのですが、受けない理由には医療機関を信用していない事にあります。

訳はあります。
医療には医療の訳があったのでしょうが、信ずるに値する説明では無かった事です。
全ての医師が信ずるに値しない訳ではありません。
中には信ずるに値しない医師もおられます。
先日の「自然塾」で医師の登場もありましたが、お一人の言われる事には納得しましたが
もうお一人の医師の言われる内容には？？？でした。

身体に痛みや痺れが無いからといって放置して良いものかどうかです。
身体の使い方次第では、人間の身体はどの様にでも変化するものです。
歯科の話しを時々持ち出しますが、「８０歳で自分の歯を２０本残しましょう」の行政の取り組み、或いは関係省庁からの通達でしょうが、あながち間違いとは言い切れません。
医療・介護費高騰の面から出た答えでしょうが、ご自分の歯は大事にしてください。

それと同じように身体の骨格変位・軟部組織硬直による疾患は１年で如実に表面化してきます。
変化をどの様に説明するか？捨ておくか？で施療者側の知識力・技術力が解ってきます。
以前から申し上げていますが、「賢く」なってください。
ある程度の医学知識は身に付けてください。
スマホや運転免許証を取得されておられるならば医学知識を身に付ける事は
難しい事ではありません。

何のための歯磨きなのか、歯間ブラシ使用なのかを考えてみましょう。