・はじめに
双葉郡は、原発事故のために住民が激減している。
特に双葉町、広野町、浪江町などはその傾向が顕著である。
しかし、そこで作業する人間は少なからずいるわけで、その人間も食事が必要だ。
そのためなのか、町内にはまだ少し、食事ができる店がある。
そこで餃子を食べられる店を探すと、一応あることはある。
ある以上は行かなければならない。本日は、帰還困難区域にほど近い店へ。
従業員は全員、厨房では中国語らしき言葉で会話をしている。
・対象
営業時間：11:00〜14:00、17:00〜22:00
定休日：無休(日曜は昼のみ営業)
駐車場：店の前に10数台
席：カウンター6席、テーブル席3席、小上がり座敷席3卓
席にある調味料：酢、醤油、辣油、胡椒
従業員：男性1名、女性2名
餃子6個350円
・結果
大きさ：中程度からやや小振り
皮の厚さ：やや厚め
ひだの数：8個
焼き加減：きつね色の焼き目が片面についている
餡の内容：野菜が主体
・考察
中国系の店の餃子らしく、皮が厚めになっているのが特徴的である。
そのことも相まって、餡の量は少なめである。
その餡も、肉の量は少なめで野菜が多いので、やや、食べ応えに欠ける。
しかし、この手の店の餃子特有の、臭みというか風味は感じられない。
多分、その風味は肉からやってくるものであるから、
肉の量が多くない場合は、風味も感じられなくなるのであろう。
要するに、癖の少ない餃子である、と言えるのだが、印象度も薄くなってしまう。
・まとめ
評価は3である。まあ、こんなものかな、という感じだった。
ともかく、浪江町で餃子を食べたということは貴重な経験である。
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