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2021年11月02日23:13

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Hello WIN 総選挙

10/31(日)ハロウィン総選挙は大荒れ。というより予想通りの展開になった。
大阪での維新人気は予想以上だった。庶民感情ポピュリズムをうまく取り込んだ簡明なスローガン「身を切る改革」(政治家自身の給与カット、大阪で実践してきた行政改革を国政へ)。現政権(中央)への不信感に対し、地方自治体で頑張っているイケメン吉村知事の人気。ここ数年の地元選挙での維新候補の躍進。

今回ばかりは自民党に入れたくない。でも立憲&共産の共闘(野合)なんかに国政は任せられない。それがほとんどの日本国民の意見だろう。政権交代を掲げているけれど、党首の枝野には共闘をまとめる資質もないし(れいわとの共闘もうまく調整できなかった)、人望もない。元々の民主党支持母体「連合」の新オンナ会長も彼に不信感をあらわにしていた。

じゃ、どこに投票するの? 自民党対野党共闘という2択を選びたくない人たちの第三の選択肢として維新がうまくハマった。維新の政策をよくよく調べればプチ自民党なのに。しかしそれも大阪だけのハナシ。
自民党は運がいい。東京オリンピック強行とコロナ感染爆発で大逆風だった夏が終わるとコロナ感染者は減り続け、菅義偉の引き際も絶妙だったし、政権批判が弱まった絶妙のタイミングでのスピード総選挙。岸田のHello→Win!

現政権のコロナ対策に憤懣やる方なかった国民は、政権交代、少なくとも与野党伯仲状態を目指していたのに、立憲民主党はナント13議席減の96議席! 
原因は、枝野代表の冷淡な態度と不人気。4年前の選挙で希望の党が旋風を巻き起こし民進党が分裂して立憲民主党を結党した時は枝野に気概を感じ多くの人が応援したのに。

4年前の選挙のことを書いた日記を読み返してみた。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1963282998&owner_id=168303
どんな展開だったかすっかり忘れている自分も自分だが、たった4年前でコロナなどみじんもなかったのに、野党の闘い方といい有権者の選挙行動といいなんら変わってないじゃん(苦笑)。

「枝野が代表を辞任しただけでは済まない。」
「党首ってのは議員でなくていいのは山本太郎の例もある。立民は枝野を下ろして辻元清美を代表にしろ。山崎拓も亀井静香も惚れ込んだ立派な政治家ではないか。粗末にするでない。立民敗北の大きな原因は枝野と連合だ。」
「共産党も志位が長くやり過ぎ。田村智子を委員長に。」などなど
支持者の中からも苦言が続出。

首都圏で石原伸晃や甘利明を落選に追い込んだのは民意のあらわれ。れいわ新選組・山本太郎の「誰一人取りこぼさない」という声も届いた。でも関西では第三の選択肢があったために維新と国民民主党に票が流れた。
立憲の重要幹部平野博文や辻元清美も落とされた。公明党は相変わらず堅い闘いをした。

地方はやっぱり自民党が強く、岩手では小沢一郎も落ちた。コロナの危機にさらされていない地方と都市部の温度差がくっきり。中国地方は全員自民党。北陸もほぼ自民が占める中、新潟だけは米山隆一(元新潟知事)が自民前職を破って当選した。無所属で出馬したのがよかったし妻である室井佑月の発信力はさすがだった。

あともうひとつ興味深かったのは、緊急事態宣言中に銀座のクラブをはしごしていた通称銀座三兄弟のひとり、田野瀬太道(奈良)が自民党を離党しおわびおわび行脚のすえ無所属で当選したことだ。(彼は当選後自民党に追加公認された)。国民感情として「許せない」「名前をしっかり憶えておいて絶対入れない」と思うのが普通なのだが、奈良の地元の人たちは優しかったんだね。
一方、三兄弟のもう一人の弟、大塚たかし(大阪)は出馬を断念した。自民党というだけで今まで苦労もせず当選していたが、今回は彼の選挙区に自民党が新人(こうらい啓一郎)を立てたのだ。
田野瀬と大塚を誘った兄貴・松本純(神奈川)は性懲りもなく無所属で出馬したが当然落選した。

・・・・・・

やっぱりこの国は変わらない。変われない。変わらないことを民は選択したのだ。
結局日本はアフターコロナもコロナ以前に戻るだけなのだろうか。


■立憲・枝野代表、辞任の意向 「ひとえに私の力不足、新しい代表を」
(朝日新聞デジタル - 11月02日 13:23)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6725620
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