mixiユーザー(id:3102427)
2021年10月29日14:02
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｢インドラネット｣／桐野夏生
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装画：木村了子 ↓こんな作品も
いかにも〜 な表紙絵！
キャッチコピーは｢この旅で、おまえのために死んでもいい｣
私の頭の中では完璧に｢弥勒｣／篠田節子と重なっていた。
で、舞台はカンボジア？！
読み始めたら､
とてつもない美少年と美少女姉妹を捜しに行く？
｢アンコール･ワット｣＠シェムリアップにも行くって？！
昨年の３月､春分の日、私もそこに居るはずだったのよ〜
ということで、
物語にぐんぐん引き込まれていったのだが、
途中からちょっと､想像と違ってきた。
主人公｢八目 晃(やつめあきら)｣は
諸事情あって、
消息不明の親友の超美少年｢野々宮空知(ﾉﾉﾐﾔｿﾗﾁ)｣と
彼の姉｢橙子｣妹｢藍｣を捜す目的で、
無謀にも､初めての海外旅行に身一つで出掛けた。
そこで巻き込まれる数々の災難…
もっとも､みんな晃の無知無防備無警戒が原因。
それでも助けてくれる人々もいて
藍を､そして橙子を見つけ…
空知の行方も見得てきて…
で？ ラスト？
ちょっと私の想像と違ったなぁ〜〜
そうなるぅ〜〜？
ま、桐野さんなら コー かぁ〜？
期待した､弥勒っぽい妖しさは味わえず終いだったが、
行きたくて行けなかったシェムリアップの日常を
垣間見られたようなのが嬉しかった。
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