先日政府は突然福島原発の汚染水の海洋放出することを決めた。
その方法は放射性物質の濃度を飲料水よりはるかに薄めて放出する、というものである。
これについて漁業関係者は強く反対している。
さらに中国や韓国が強く非難している。
中国は”太平洋を日本の下水道にするな”といったり韓国が提訴することを検討している。
中国や韓国も自分たちは垂れ流しておきながら、日本を非難するのは論外だ。
しかし海洋放出というのはいわば漁師の家にぶちまけているのと同じだ。安全だというのならは東電本社や国会議事堂、政治家や官僚たちが飲料水として使えばいい、そうすれば安全性が証明され世界にアピールできる。
そんなことは出来ないだろう。安全でないからだ。
風評被害だけではない、実際に安全ではないからで、やった後でそのことに気が付いても取り返しがつかない。
どこの国であれ汚染水を海洋に捨てることは人間の未来のためにもやってはいけない。
地球の未来は温暖化も含めどんどん壊れていくような気がしてならない。
数年前”地球は沈みかけた泥船になるのか”ということを書いたことがあるが、泥船が現実味を帯びて来たような気がする。
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