両手にストック

気温が低いので散歩の時間も遅くなります。
いつもの神社から水田の中にある農道を歩き、農家の中を抜けて帰り道に出ると
両膝が痛いのか、両手のストックを突きながら歩いている方に出くわします。
もう直ぐ８４歳とか(◎_◎;)
幸いにして、「変形性膝関節症」にはなっていません。
膝蓋骨も正中線上にあり、膝蓋骨の左右どちらかが上下という事もありません。

応急処置をして差し上げました。
右腕をよく使うようで右肩甲骨は上外方変位をしています。
直接、膝関節などの可動をしてみたのですが、背中の最長筋を緩めた方が
本人には、「楽に動く」感覚がお分かりいただけるようです。
交通事故を心配されて免許証は返納し、「温泉に行けなくなった」と言われます。
電動自転車では、温泉入浴施設までは行けないようです。
ご自分で出来る事をお教えしましたが、おやりになるかどうかです。

虫歯や歯槽膿漏にならないためには口腔内の手入れが必要ですが、
健康で長生きするには身体の手入れが必要です。
ご自分で出来る事はご自分で行い、次のステップを医療関係者に任せれば良いのですが
医療関係者は、患者の「元に戻ろうとする力」を信じてはいません。
と言うよりも、学問や手術を学ぶことが先で生物の持っている「力」までは
学ぶ機会を逸しているのでしょう。

他人の身体を診るだけでは片手落ちです。
ドラマ「ホ・ジュン」から学ぶこと大でした。
生物の持っている、「元に戻る力に、どの様に手伝うか」の技術も必要ですし
伝える側の育成も必要です。
敢えて生物と称しますが、人間ばかりではなく言葉の伝わらない犬や猫などの
生き物にも通用するはずです。

薬剤や医療機器を否定はしません。
遠い過去にも近い過去にも薬剤のお世話になっています。
「ホリステッィク医学」が拡がっている訳も知ってください。