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2021年01月16日18:20
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音楽劇『星の飛行士』／ﾘｰﾃﾞｨﾝｸﾞｼｱﾀｰ『夜間飛行』by 演劇の毛利さん
＠サンシャイン劇場
｢演劇の毛利さん-The Entertainment Theater」は、
毛利亘宏(少年社中)が企画･製作し立ち上げる新プロジェクト。
この公演をThe Entertainment Theater Vol.0として
スタートした。
原案：アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ
脚本・演出：毛利亘宏（少年社中）
音楽：YODA Kenichi
音楽劇『星の飛行士』
1/13(水)15：00〜 120分
出演：
鈴木勝吾 伊藤理々杏(乃木坂46) 沙央くらま(A)／高月彩良(B)(Ｗｷｬｽﾄ）
櫻井圭登 伊藤優衣 里中将道 明音亜弥 山川ありそ 竹内尚文
ザンヨウコ 岡田達也 池田純矢 良知真次
その時、飛行士(鈴木勝吾)は砂漠に居た。
自分が何者でなぜここに居るのか？
そこに現れた､自分たちは星だと言う６人は､
飛行士の名は｢サン･テグジュベリ｣だと教えてくれ、
３つのキーワードを思い出せ！と言う。
彼の前に現れる
親友｢レオン･ウェルト｣(岡田達也)と｢星の王子さま｣(伊藤理々杏)は、
彼が､自分が作家で飛行士であったことを思い出す手助けをする。
3つの大切な言葉は｢夢｣｢挑戦｣｢愛｣
そして、自分自身を知った時､
彼はこれから自分が逝く場所を確信する。
サン･テグジュベリの最期を、
彼自身の作品と登場人物を絡めて描いたファンタジー。
孤高の｢星の王子さま｣は彼自身だったのか？
命を賭ける価値を飛ぶことに求めた｢ファビアン｣の価値観は
彼自身の価値観だったのか？
開幕と同時に背景は雲海！ 飛行機が！！
その轟音のせいか､何か音響効果を使っているのか
観る者の全身に振動が伝わる。
これが、久々にナマの舞台を観られる歓喜の武者震いに感じた
観客は、私だけではなかっただろう。
｢星の王子さま｣は天下の名著ということで、
もちろん数度は既読だったが、実は私、
この作品の良さが結局あまり良くわからず、
今に至る。
なので、サン･テグジュベリの人となりも他の作品も
知らずにこの公演に臨んだ。
ということで､ストーリーを追いその流れを掴みかける… と…
歌… ヤメてくれぇ〜〜っ！
やはりミュージカルはダメだった！
歌で､心を委ねかけた物語がぶった切られる！！
とても綺麗な歌なのよ。
で、みなさんとてもお上手なのよ。
でも！
ソコでなぜ歌？！ 歌う必要性がわからない！！
久々のナマ岡田を堪能したのでOK！
とした公演だった。
尚、この日の席は最前列！でラッキー！と思ったのもつかの間、
最前列はフェイスガードが配られ着用必携とのこと。
観にくい！
前後左右1席空いているので、後方の席でも
かなり観易くなっているはず。
コロナはプラチナシートの位置を変えてしまうかもしれない。
リーディングシアター『夜間飛行』
1/14(木)15：00〜 60分
岡田達也・櫻井圭登
この作品は未読。
なので、朗読が一部割愛してか全編かわからないが、
舞台よりこちらのほうがすんなり物語に入り込めた。
岡田さんの声、本当に好き！ 絶品！！
内容は…
初期の郵便輸送飛行を担う人々の物語。
時間の遅れを生じさせないため
危険を承知であえて飛行士に無理な飛行も要求する経営者。
より早く飛ぶ事に自身の全てを賭ける飛行士。
それを見守る周囲の人々。
ん〜〜〜
サン･テグジュベリを好きな方や
飛行機好きな方の心には響くんだろうなぁ〜
でも私にはイマイチ、
ソコで人の命を賭けるほどの無理をさせる
という事がどうしても納得できなかった。
初期の飛行機乗りってこんな冒険野郎ばかりだったんだろうね。
実際、サン･テグジュベリも
飛ぶ事に全てを賭けて逝った人だもんね。
で、原作、結局読むことはないだろうな｡(笑)
岡田さんのご出演が無ければ
関わることが無かった作品だった。
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