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2021年01月06日13:45

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『カツベン!』「メランコリック」「愛がなんだ」「劇場版架空OL日記」「AI崩壊」「トーキングヘッド」

ハワイの情報誌「Lighthouse Hawaii」掲載イラスト

イラストは去年の1月のものですが、今年も新しい地図の3人は笑ってはいけないに出演していたので、丁度いい感じかしら。

去年は半沢直樹にはじまり鬼滅の刃に終わった、エンタメ界の社会現象がすごかった
『カツベン!』
周防正行監督。大正時代、少年時代から活動弁士に憧れていた主人公は、10年後いかさま興行師に騙され偽弁士に。稼ぎを持って逃げ出した芝居小屋で下働きから人気弁士となり、幼馴染とも再会するが、ライバル小屋やいかさめ興行師の嫌がらせが。伏線細やか。活動写真への愛溢れる作品。活動写真のフィルムの扱いかたの雑さ。海外はサイレント映画で説明はなく音楽のみ。日本は弁士つきで言葉で説明する。日本には落語や浪曲などの語り文化があるからかな時には映像をネタにして語りで面白くする。今も映像に言葉をつけて面白くする文化は続いてるね

「メランコリック」
主人公がバイトに入った銭湯は深夜殺人場所に使われていた。同僚の青年は殺し屋。主人公は青年と仲良くなってゆくのだが。殺伐とした始まりなのにさわやかな印象の青春映画。監督田中征爾。「人生には何度か一生これが続けばいいのにという瞬間がある」

「愛がなんだ」
恋で全て疎かにする主人公。しかし相手は別の女性に夢中で主人公は便利に扱われる。一方主人公の友人は便利に扱ってる男がいる。その男と主人公は感情を振り切れるかできないかでそれぞれの結末が。監督今泉力哉。若いのでこれも経験というか。

「劇場版架空OL日記」
2017年のテレビドラマも面白った。映画も変わらず面白い。テレビドラマ版を娘が見た時よりも、女子がいっぱいいる環境なので、今は毒舌女子トークがリアルに感じられるようで。バカリズムが女子社員になりフツーに女子トークに加わりながら心で論理的かつ冷静なツッコミを入れる。女子には感覚的刹那的で言ったそばから泡と消えるような雑談。オチのない女子トークと言われるけれど、分析し説明するとこんなに面白いんだなと気づかされる作品だった。もちろん現実では分析を口に出せばしらけるわけで。心の中で留めるもの。お笑いでもどこが面白かったか解説されるとネタが死ぬのと同じようなもの。

「AI崩壊」
入江悠脚本監督。医療AIが普及した近未来日本。海外にいた開発者の主人公は娘と共に帰国するが医療AI暴走。主人公はテロリストとAIに判断される。娘はAI室に閉じ込められ、主人公は追跡を逃れつつプログラムを作るが。AIに出来ることのオンパレード。政権風刺。EDテーマAIで不意打ちの笑いを取ってくるとは。

「トーキングヘッド」
主人公は失踪した監督のかわりにアニメ映画をそれらしく完成させる依頼を受ける。しかしスタッフが次々と謎の死を遂げてゆく。映画論がたくさん入り、線画アニメもいくつか入る。押井守監督の実写映画。現実と虚構がテーマで安定の押井節なオチ。

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