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日記一覧

「スパイの妻」黒沢清監督。太平洋戦争開戦前の1940年、貿易会社の妻は夫の隠し事を追求。夫は満州の人体実験の証拠を入手していた。正義のために明らかにするという夫に妻は協力を申し出る。アメリカの協力を求め亡命を図ることに。しかし夫は妻には偽の証拠

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2021年春ドラマ
2021年04月16日10:57

「レンアイ漫画」主人公は初恋の人の葬儀で少女漫画家である彼の兄と遺児の子供に会う。職のない主人公は漫画のネタに疑似恋愛のバイトをすることになる。素直な少年と偏屈漫画家の間に立つ役割もあり。山崎紗也夏著の原作漫画は以前に読んでいた。 脚本松田

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「グッドワイフ」3期目に突入。ネタがワールドワイドでさくさくテンポよく進んで面白い。敵や味方ともども女性が多く、戦う相手としても優秀でドライで狡猾な経営者や弁護士として出てくる。女性の関係をイキイキして描いているところ、リドリー・スコットら

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「少年と犬」馳星周著。東日本大震災で飼い主を失い南を目指す犬を狂言回しに、到着までに関わる人々を描く連作短編。しんどい思いをしている人々がそれぞれの結末を迎え、犬は次の場所へ。会話が多いからかサクサク読める。が、愛玩犬ならギリともかくシェパ

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「戦艦武蔵」吉村昭著市場から棕櫚が消えた。買い占めたのは極秘で建造される戦艦を隠すためだった、という意外な冒頭が面白く、引き込まれる。情報を隠し周囲に隠し様々な犠牲を払い完成した戦艦武蔵。意気揚々と出航したのに沈没するまでを克明に描く。その

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「我々は、みな孤独である」貴志祐介著。探偵は前世で自分を殺した犯人の捜索というおかしな依頼を受ける。報告をでっち上げようとするが、探偵自身も前世を夢に見るようになり。霊能力者やヤクザやメキシカンマフィアが絡み暴力の世界に。探偵物から始まり思

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「ひとよ」15年前にDV夫を殺し服役した母親が家に戻る。親族経営のタクシー会社は迎え入れるが、3人の子供達は母親に感謝もあるが犯罪者の子供としての苦労もあり複雑。優しい絆の再生の物語。長男の妻、元ヤクザのタクシー運転手はキーパーソン。監督白石和

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『ジョジョ・ラビット』2時大戦中のドイツで当時の感覚で普通にヒトラー信奉者の少年。母親がユダヤ人少女を匿っており、ユダヤ人を知るため彼女と交流するが。冒頭から総統の名を連呼する攻めてる映画。でも優しいブラックコメディ。監督・脚本・主人公の脳

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「天国と地獄」聞くに耐えない拙い声であってもそれは兄の声だ。奪われ続けた弱者から強者への怨嗟と警告。若い刑事でなく叩き上げの刑事が言うからこそ沁みる。端役までキャラが立ってたのは森下脚本ならでは。サスペンスで始まったけどヒューマンなハピエン

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「彼女は漫画を読まない」漫画紹介番組。今週は「怪獣8号」を紹介。見開きの使い方が上手いと。アクションだけでなく遠景に感情や設定への説得力を含ませる。ところでジャンプ+は海外への展開も視野に入れてたのね。紙のジャンプをwebにするなら+も海外なら

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