mixiユーザー(id:411965)

2020年12月27日23:33

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「ST:ディスカバリー 3-1希望を信じるももの」配信

『ST:ディスカバリー3-1 希望を信じるもの』
<ストーリー>
 人口知性体“コントロール”から球体のデータを守るために未来に向かったディスカバー。先導したマイケルはただ一人930年未来の3188年の惑星ヒーマに墜落する。ディスカバリーを探すマイケルは特異点から出た時にぶつかった宇宙船の船長「運び屋ブッカー」に頼んで亜空間通信を出来る基地に案内してもらおうとする・・・
<コメント>
 『ディスカバリー』は(良い意味での)ムチャクチャなSF冒険活劇を目指しているような気がする。そしてかつての1話完結ではなく、流行の1シーズン完結にすることでミニシリーズ的な瞬発力を持ってこちらに突っ込みを入れる余地を与えない。
 これまでもよく考えたらほとんど主人公マイケルの思い込みと激情にディスカバリーどころか全宇宙が振り回されている。もちろんそこが面白いのだし、個人が宇宙の命運を左右するってところがまさに冒険活劇の醍醐味だし。
 今回はただ一人930年先の未来に放り出されたマイケルがいかに活躍するかという話だけれども、まあなんと冒険のお膳立ての整った世界であることか。
 そもそも連邦が殆ど崩壊して荒廃した宇宙というスタトレ版マッドマックス世界が凄い。これまでも荒廃した未来が描かれたことはあるけれども、ここまできちんとその理由やら事情を描いたSTに感動してしまう。最初は粗野で狡猾な悪人かと思われた運び屋ブッカーの意外な展開にも感心するけれども、ブッカーがマイケルの言動から「タイムトラベラーか?」と察するところや「時間戦争のせいでタイムトラベルに関する技術は破棄されている」という整合性などにもうれしくなってしまう。
 まず最初にマイケルだけでこの世界を視聴者に説明したうえでディスカバリーと合流して本格的な冒険が始まると思うとなかなかワクワクしてしまうではないか。

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