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2020年12月10日02:27

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真冬の怪談〜コロナ禍で政府が目論む姥捨山構想

「経済と感染防止の両立」などと政府は言っているが本当は経済のことだけ考えて、感染は増えてもかまわない(感染を増やして「マイナス生産性」の高齢者を見捨てよう)ということではないか。

大竹まことのゴールデンラジオで森永卓郎の「怖い話」を聞いてそう思った。

森永氏は根拠のない妄想だというような前置きをした上で話したがかいつまんで言うとこういうことだった:

緊急事態宣言など出して外出規制や移動規制や営業自粛などをやると大きな経済的被害が出ることを身を以て知った。
今年の4-6月期のGDPは前年同期比マイナス10.2%。
だから経済のことを考え移動の規制はやるまい。
逆に、旅行とか飲食に補助金を出してバンバンやってもらおう。

「旅行者が感染を広げたというエビデンスはない」と言えばいい。その一方で、PCR検査をできるだけ抑制する。
検査すると陽性者が出て隔離しなくてはならずそうなると労働力が減って経済が停滞する。だから検査も増やさない。
ただそうしていると感染が広がり重傷者や死亡者が増えてしまう。しかしそれも経済のために無視する。

それは、新型コロナの死亡率が年齢別に大きく異なるから。

感染者の死亡率は50歳台以下現役世代では0.06%、ほぼ死なない。60台以上は5.7%。
つまり新型コロナは労働力は奪わないが高齢者の命を奪う。
で、75歳以上の後期高齢者は年間1人当たりどれだけ社会保障がかかっているかというと、医療費91万円。介護費48万円。年金給付平均137万円。計276万円。
さらに諸々の福祉もあり、ざっと言って1人300万円ほどの負担がかかっている。

いま菅政権の御用学者が口をそろえて言う「生産性を上げろ!」
菅首相も同じことを言っている。

政府の今のコロナ対策は生産性がマイナスである高齢者を減らそうということ?!
高齢者を減らしていけば「生産性は上がる!」

ただ、そんなこと口に出して言ったら政権は持たない。高齢者もみんな1人1票持っている。(これか??「説明できることと説明できないこと」)

では何と言う?「国民の命と生活を守る」(確かに菅総理はそう言っている。。)
さらに「高齢者は旅行を自粛してください」と言えばいい。
いかにも高齢者を守ってるように聞こえるが、高齢者はそもそもGoToは自粛している。彼らが自粛したところで経済に被害は少ない。若者がどんどん穴を埋める。

しかし無症状の若者がバンバン旅行に行けば感染拡大に拍車がかかる。
すでに医療崩壊が始まっている。このままいくと病院から年寄りがあふれる。ではどこに行くか?

自宅療養だ。しかし、自宅には人工呼吸器もなければ薬もない。看護師さんもいない。つまり、今は医療が懸命に支えているから死亡率5.7%ですんでいるが自宅療養になったら多くの年寄りが死ぬ。。

もっと怖いのはワクチンの話。高齢者優先で打ちますと言っている。安全性がよくわかんないのに。。

大竹まこと:高齢者で安全確認できたら若者も??
女性:怖い。怖い。
森永:真冬の怪談をしてしまいました。

(怖い話だが、辻褄は合う。検査や隔離に力を入れず、あくまでGoTo継続。という頑なな態度、理解し難い政府の姿勢も、これで実に見事に説明がつく)

      以上とある社会経済ブログより。


■尾身氏、コロナ急増ならGoTo中止を=政府は継続方針変えず
(時事通信社 - 12月09日 13:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6336421
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