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2020年11月23日04:27

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夏からずっと考えていた原爆の詩です。

眼球１９４５年８月６日


１９４５年８月６日８時15分　広島を魔の閃光が襲った
14万の魂が28万個の眼球と化した
あの日から75年が経った２０２０年
天国へ行くことも　地獄へ堕ちることもできず
うつし世でほんものの�猖皚瓩鮓�てしまった
14万人の〈魂の眼〉たち
見てしまったことによって
彼らの眼は　それぞれが一個の太陽となった
彼らの眼球が地球上の至るところを　見下ろしている
所詮　人類に逃げ場などない
人生を　Atomic Bomb一個の投下によって
一瞬にして否定された
彼らの眼球を見よ
その28万個の太陽が　視線が　上空から地球全土に注がれている
僕は今　それを感じている
地球全人類よ　あの太陽を正視できるのなら言ってみよ
Atomic Bombを肯定する貴様らの浅ましい眼球よ　あの激しい視線を直視できるか
直視できるのなら　言ってみよ
痛ましくも永遠なる14万の魂は魂のまま　未だに大空に磔(はりつけ)にされている
その眼球(太陽)を見よ　太陽を
貴様に正視できるか


指田悠志
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