テレビを見ていると耳のトラブルのCMが毎日流れています。
年齢が上がに従い各器官の機能低下は起こり多くの疾患を発症てきます。
私自身も首が痛かったり強い耳鳴りに”うるさい”と思った事もあります。
改善を図って医療機関を受診したり、民間療法に頼ったりします。
私自身、首の痛みから”マクラが合わない”と１０数個取り換えてみました。
大きさを変えてみたり、中身が原因と考えて天然物１００％、或いは硬さに原因があるのではないか、いろいろ取り換えて頭に当ててみました。
同じような思いから、中には２０個以上マクラを取り換えた方もおられました。
寝具メーカーも快適な睡眠を重視するようになり波型のマクラの開発、
個人の体形（頭部・頚部）を計測して”マイマクラ”を提供にまで進んでいます。
マクラ・上下の布団をセットにして販売されていますが、睡眠を確保する事が先決で
寝具による健康影響は二の次です。
今は畳の上に布団を敷くから片付け不要のベットに変わってきています。
マイマクラは、取り敢えず何処の家庭にもあるバスタオルで作ってみましょう。
できれば中判のバスタオルを２枚用意して、それぞれ縦に４つにおります。
１枚は、先端から半分ほど丸め、もう１枚は丸めたバスタオルを挟みます。
マクラは首と後頭骨を支える事が大事になります。
個人によって、首の形状、頭蓋骨の形状は異なります。
中に挟んだバスタオルの丸め方は、人それぞれですから変えてください。
硬いよりは柔らかい方が頚部の負担も少なくて済みます。
マクラカバーは毎日取り換えるでしょうから、バスタオルも汚れや臭い防止の為に
毎日洗濯するか、２日に一度は選択するようにしてください。
首が痛い、耳鳴りがするなど症状は色々ですが、肩関節から耳孔まで垂直なのが
理想的な姿勢です。
高マクラがお好きな方は、ご自分で理想的な姿勢を排除しています。
医療機関で頚部の画像撮影をすると、”ストレートネック”になっておられます。
”首の骨が真っすぐ”と喜んでいる方がおられますが逆です。
頸椎は体の前方に向かって半径１６〜１８�僂離�ーブを持っているのが正常です。
胸椎は後方へ・腰椎は前方へカーブを描いています。
それが側面からみた私達の正常な姿勢です。
高マクラ等で両上肢が挙上し難ければ、後頭骨の下端に２〜４指を入れ、頸椎が伸びるように引いてください。もちろん相手は仰臥位です。
両上肢が抵抗もなく挙上できたり、耳鳴りが止まるようでしたら頸椎の神経根圧迫があります。
頚部の軟部組織硬直解除は必要ですし、背部や下肢、或いは腹部の硬直解除が必要な場合もあります。
軟部組織硬直解除の施療も必要ですが、マクラ等の寝具の改善、長期間頸椎マクラを使用するセルフケアも必要です。
疾患の症状改善には、ご本人の何を選ぶかです。
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