・はじめに
この店は、ネットで調べた限りでは、餃子を扱っているという表記はなかった。
まあ、期間限定メニューとして出していた可能性もあるが、それは把握不能だ。
更に、ここの店は人気店で、大体いつも、行列ができていた。
そんな理由で、わざわざ訪問してまで餃子の有無を確認しようとは思っていなかった。
その矢先に、餃子を扱っている、という情報を得ることができた。
もちろん、新型コロナウイルス騒ぎのため、持ち帰りの料理を増やす試みだろう。
この餃子こそまさに、期間限定商品となりえるわけで、ともかく食べようと決めた。
なお、餃子は夜限定で提供しているので、昼に訪問する場合は注意だ。
・対象
営業時間：11:00〜14:30(L.O.14:20)、17:30〜20:00(L.O.19:50)
定休日：水曜日
駐車場：なし
席：カウンター3席(減らしている)、テーブル席3席
席にある調味料：酢、辣油、七味、カレー粉、マヨネーズ
従業員：男女各1名
特注激安ギョーザ8個300円、UFOギョーザ16個600円
・結果
大きさ：中程度〜やや小振り
皮の厚さ：薄め
ひだの数：5個
焼き加減：薄いきつね色の焼き目が片面についている
餡の内容：野菜がやや多め
・考察
日頃、価格について考察をしていないことは既に周知のことだと思う。
今回は価格について書くが、価格と味のバランスを述べるつもりはない。
それはつまり、コスト・パフォーマンスのことであり、これは野暮だからだ。
では、何を述べたいのか。店側が敢えて「激安」という名前を冠しているか、だ。
確かに、餃子1個当たりの価格にすると37円と少しであり、これは安い。
となるとこれは、客寄せの意味合いが強いのではないか、と思えるのだ。
この時期、どこの飲食店も、持ち帰りの料理を提供するようになっている。
そうなると苦しくなるのはラーメン店だ。なにせ、持ち帰るまでに延びてしまう。
すると、ラーメン以外の料理を出さざるを得なくなるのだが、
ラーメンが有名であるほど、「ラーメンは持ち帰れない」と思われて足が遠のく。
だからこそ、人目を引くような料理を宣伝して、客に来てもらわなければならない。
そんな理由で餃子を、しかも安く提供して客足を繋ごうとしているように思える。
さて、餃子だが、見た感じ、上手に焼かれているという印象を受ける。
急場凌ぎで、やっつけで作ったという感じはせず、定番にしても良さそうだ。
だが、この店はラーメンが売れている店なのだ。
無理に餃子を作る手間を増やす必要性を感じないのではないか、と思う。
食べてみると、野菜の歯触りが生きており、その食感は良い。
味もしっかりと感じ取れる。そこまでは良いのだが、餡の甘みが強い。
この強めだと感じられるぐらいの甘さは好みではない。
だが、野菜の甘みが好きな方からすれば、かなり好みの餃子になるように思える。
・まとめ
評価は3である。餡の甘みがやや強すぎるところが合わなかった。
この店で、福島県すべての訪問数が400軒になった。まだまだ先は長い。
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