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2020年04月05日18:31

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輪というか螺旋。

タワーズバイクのグラベルロードに乗ってきました。
こんなご時世ではありますが片田舎に住まう僕は、ルートを選べば日の出とともに2時間ほど誰にも会わずにぶらぶらできます。
さて今回のルートは、このバイクを知るためにダートや林道を巡る35km。

このバイク、僕が乗っていたカリフォルニアロード/宮田を今に具現化するイメージで組みました。
フォト
僕はカリフォルニアロードで、マウンテンバイクを知る前は雑誌で見たパスハンを参考に手を加えて、山を巡るサイクリングをしていたのです。
その遊びの中で、フロントフォークやハンドルを折ったり、マウンテンバイクを知ることになるのですけど。

話を戻しましょう。
仕様は先日の記述を見ていただくとして。
乗り出しはやはり、ロードやスポルティーフに比べて踏み込みに手応えを感じます。
チェーンリングの選択は間違っていない様子です。

そのまま、川沿いのフラットダートに向かいます。
フォト
思った以上にシャープな反応です。
やはりそこはツアラーではなく「ロード」なのでしょうか。CXという感じでもないような。
振動吸収に関しては、ハンドルやシートポスト、サドルに気を配ったのが効いているようです。

バイク(組立)の性格上、頑張るよりは景色を楽しみつつペダリングを進めます。
この時期、朝日に照らされる花々がキレイです。
フォト
フレームがしっかりしているせいか、のんびりの一踏みがスゥと伸びに変えられていきます。
この感覚はなんといえば良いのか、グライド感でしょうか。これは予想外の気持ち良さです。
タイヤの空気圧は、フロント38C:300kPa/リア35C:320kPa。もしかしたら、前後もう20落としても良いかも。

さあ、林道の上りです。
荒れた舗装林道、このバイクにおあつらえ向き。
インナー×ローの1.07が大活躍。
フォト

障害物の乗り越え等、マウンテンバイクっぽいような動作もある程度許容します。
それ以前に、辛くないところでペダリングを続けられます。
しかも、CXではなくあえてロードライクなポジションが、長い上りを助けてくれます。
フォト

上り切ったら、狭い峠道の下りです。
斜度もあるので、ディスクブレーキを評価するにはうってつけのステージです。
それで、その感触ですが…思ったほど利かない。(笑)
性能の良いロードのキャリパーブレーキと同じくらいの印象です。
それに、制動力の立ち上がりに少し時間が掛かりました。まぁ、ある意味コントローラブルなのかもしれません。
しかし、タイヤの摩擦力やホイールのイナーシャも違うので、一概に制動力が低いとは言えません。
ブレーキを握ってトライアル的な動作はやり易かったですし。
それに、強くブレーキレバーを引かなくても制動できたので、手が楽でした。

帰路の街道では、ロードのようには流せませんが、進まないという印象ではありません。
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そもそもアベレージスピードの高低で語るものではないフレームだと思います。
分かっているのは、気持ち良く流せます。
フォト

データで見ると、こんな感じですけどね。

余談ですが、シングルトラックのスイッチバックみたいな状況で上り下りしてみたのですが、こちらもしっかりこなせました。
制動力に余裕があるので、カンチブレーキのCXより楽しく走れました。

こんな感じで、すっかり楽しんで帰ってきました。
カリフォルニアロードの頃を思い出すライドは、新鮮で楽しい時間でした。
自転車遊びを一巡り楽しんで、当に原点回帰という感じ…かというと、ちょっと違う。
色々なモノが進化したり良い物が選べたり、技術の向上もあるのでしょう、原点に戻ったようで、何段か上にいました。
イメージとしては、輪ではなくて螺旋です。

フラペに変えて、娘と近所をフォトポタリングもしてみたら、それも良い感じでこなせました。
フォトフォト
ギヤの設定が上手くできているようですし、バイクの守備範囲が広いです。

いやはや、これは楽しい乗り物だ。
今度はもっと、遠出やパスハンしてみたくなっちゃうなぁ。
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