mixiユーザー(id:2752292)

2024年02月16日15:11

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あともう少し。

GSX-S125の修理はまだ続いています。


ポジションに関する部品を手配しました。

左ステップ回り部品が揃ったので、フレームの取付部を曲げ戻して修正しながら組み戻します。
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削れたステップの角も均します。可倒式なので、被害が少なかったようです。
固定式のシフトペダルは、すっかり折り込まれてしまっていました。
これは直さずに交換です。
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曲げ修正が難しくてバッチリ決まりませんが、足を置いてみて違和感がない程度には修正できたようです。
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ハンドル周りは、部品交換のついでにポジション変更をします。
グリップ位置を低くすると、掌に前輪荷重具合をより感じられそうだと思っていたのです。
良さそうなベンドのスチールハンドルバーとバーエンドを、アクティブ製品から見つけられました。
価格も純正部品と同等で、助かります。
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仮組みしてポジションを出すと、ハンドル2本分弱ほどグリップ位置が下げられそうです。
またハンドル幅はカットして、純正から10mm広い680mmです。
ハンドルスイッチ用取付ダボの穴は、テープで養生してから細い径で下穴を開ければ、ハンドドリルでもガイド無しでズレなく開けることができました。
切粉は、適度にテープの粘着で回収しながら作業すれば、車体に組んだままでも周囲に散らかりません。
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グリップ位置が下がった分、ブレーキホースとクラッチワイヤ、アクセルワイヤが余るので取りまわしに悩みましたが、なんとか収まりました。

組み付けるついでに、クラッチとアクセルのワイヤに注油しておきます。
ハンドルを切ると、ストッパに当たる前にハンドルがタンクカバーに当たってしまいます。
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ハンドルの切れ角を減らすには、ウェストパワーから後付けのハンドルストッパが出ているのですが、どうやら競技用部品らしく、形状からヘッドランプブレースとの干渉が予見されます。
そこで、PVCの端材で干渉しないものを作ってみたのですが、強度的に心許ない出来になりました。
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でもこれで必要なものが見えたので、追って作り直します。
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ハンドルの切れ角を減らすとハンドルロックができなくなるので、閂を受けるプレート側を追加工します。
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キレイには整形できませんでしたが、機能するようにできました。
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ストリート仕様ですから、防犯機能は外せません。

左グリップを差して、ミラーを戻して、ハンドル周りがほぼ片付きました。
壊してしまったナックル(レバー)ガードは便利な装備なので、いずれまた何か付けたいです。


切れていたウィンカーバルブを交換しようとしたら、金口規格はG18なのですがソケット側のピン受け位置が変則的でした。
2個のピン位置は、一般的には180°対向なのですが、これで使われているのは角度が付けられた配置なのです。
仕方が無いのでピンの片方を削って、片掛けでバルブを差しました。
これでも外れることはなく通電できますが、方法が良くないからいずれ交換するようなので、がっかりです。


ヘッドランプも進んでいます。

配線は辛うじて策が見付かって、バルブの発光をどうにか切り替えられるまでになりました。
ハンドルスイッチの接続が反転動作になりますが、配線は無改造で済んでいます。
ただ、バルブのHi側は性能通りの発光のようですが、Lo側は性能を満足していないようです。
推測ではありますが、Lo側の発光はHi状態からスイッチングでマイナス側の電流量が他に逃げることによって、Hi用のLEDが発光できなくなる流れで成り立っているようです。
それゆえ、Lo側の発光分の電流までも逃げているので発光が弱いのでは、と見ています。
逃がす方の配線で補正すれば良いのでしょうが、そこまではしていません。
また、ハンドルスイッチ接点部は封止されていて、接点の変更改造はできないようです。
ですから、通常は全力投光しておいて、信号待ちなど状況に応じて減光する使用パタンで考えています。
正しく動作していれば配線内容も記したいのですが、この結果では見せられるものではありません。
いつか純正品(新品は高額)を入手できた時のために、改造範囲は最小限にしておきます。

ヘッドランプは良いセール品が見付かり、手配を早めることができました。
オフ車のエンデューロモデルに使われる汎用品、ヘイロー(ポリスポーツ)です。
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ランプのリフレクタはシンプルな物なので、ハンドルスイッチの切替内容が配光のHi/Loではなく、光量のMax/Midと記載されています。
ポジションランプも付いてくるので、消費電力を極力合わせるためにLEDバルブに変更します。
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しかし、このバルブの熱耐性が分からないので、短命かもしれません。
ヘッドランプアッシから取り出した配線を使っているので、カプラーオンで繋げられます。
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成型色はカワサキグリーンですが、半額程度で入手できたので塗装や追加工をしても惜しくないですし、取付ステーが2パタン付いてくるので取付検討しやすいです。
また、上下分割の組立構造なので、不要になるであろう上半分をキレイに分離できるのも助かります。
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取り付けは、フォークのインナーチューブにゴムバンドを回すのですが、インナーチューブがφ31mmと細くて締めきれず。
どうやらφ36mm以上からを想定しているようなので、3mm厚ゴムシートをチューブに巻いて締めました。

ヘッドランプハウジングの取付は、本来ならヘッドランプアッシに固定されています。
そこで、壊した物からその部分を切り出して、ブラケットとして使います。
樹脂部品の切断なら厚手の物でも、ヒートガンで温めて軟化させてから大型のカッターで切ると、刃が楽に入って切り進められます。
汎用ヘッドランプと組み合わせていくと、純正ヘッドランプカバー内に納められそうなことが分かりました。
汎用ヘッドランプの強度を落とさないように上下部分を切除します。
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ここでもヒートガンで樹脂を軟化させながらカッターで切り込んでいたのですが、やらかしました。
樹脂が冷め始めたところで力んだら、刃を走らせて足首に刺してしまい、病院に急行して縫ってもらいました。
急いては事をし損じます。
汎用ステーを加工して、汎用ヘッドランプの下側に取り付け、ヘッドランプカバー下側を樹脂リベットで固定します。
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形になってくると、メータ−カバーに付いているウインカーの水平度が目に付いてきました。
ヘッドランプブレースの曲げを微調整しましたが、完璧には戻りません。
ついでに、プーチのメータースクリーンも取り付けます。

ヘッドランプハウジングにできてしまった隙間は、加工が容易な0.5mm厚PVC薄板で塞いで整えます。
養生テープで遮光や塞ぐ範囲の当たりを付けたら採寸して、カバー案を検討設計して、画用紙で試作して合わせたら設計を見直して、部品を作製します。
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サイドは両面テープ貼付、センターはハウジングと共締め、として作業性は確保しました。
色は発光時イメージの白色を選びました。
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あとは実走して、不具合が無い事を確認します。

ここまでやってもまだ、純正品の1/4〜1/3の費用で済んでいます。
これで電装系が片付きました


ここまで来ると、もう一息です。
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