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2019年11月24日12:06

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週報(19/11/18〜) 竹田城

(四日目)
旅行最終日も前日と同じく6時にホテルの朝食を取り、同じ電車に乗り出発した。
ホームで電車を待つ間、頭上に巨大なコウノトリが旋回していった。
コウノトリの郷から数km程度しか離れていないとはいえ、普通にコウノトリが街中で見られる豊岡は別格である。
 
今日の目的地は竹田城。和田山で乗り換え、次の竹田駅で下車した。
昨日よりも放射冷却がきつく、豊岡駅の時点でも霧だったのだが、竹田駅に着くともっと濃くなっていた。
竹田駅前で写真を撮ろうと思ったのだが、通学時間帯のピークで駅前の小さなロータリーにひっきりなしに送迎用の車が入って来たので後回しにした。
 
竹田城の風景と言えば、霧に浮かぶ竹田城である。
当然竹田城に先に行ってしまえばこの光景は見られないので、真反対側にある立雲峡に向かう。
車があれば楽々と行ける場所なのだが、生憎こちらは徒歩。
駅からは40分と案内には書かれているのだが、時間は間違いないが円山川を渡る橋を過ぎると、車道の勾配が5%越え、立雲峡に入る横道からは12%と容赦ない。
間違えても徒歩で向かう場所ではないのだが、足が無いため仕方ない。
私以外歩いている人は、誰一人見かけなかった。
 
立雲峡に到着した後も、その先は登山道で20分程かけて、最も標高が高い場所にある第一展望台まで向かった。
普段ならば8時を過ぎると霧が晴れてしまうのだが、この日はかなり霧が濃かったため、展望台に到着しても竹田城がまだ霧の上に少し顔を出したり、霧に隠れたりする状況が続いていた。
非常に運が良い珍しい日にバッティングしたようである。
この日は9時近くまで霧が晴れなかったこともあり、30分以上ずっとお城を眺めていた。
そこまで見続ければ、見飽きてきたので下山した。
 
一度下山した後は、駅裏登山道を経由して竹田城へまた登ることになった。
(駅に着くと霧は晴れていた。またこの時間にはバスも走っているが、歩いた方が早く着く)
竹田城への登りは先程の立雲峡よりもさらに急登だが、あっという間に到着する。
城跡に着いてしまえば、遮るものが無い展望パノラマ状態であった。
 
観光客が多く来すぎたこともあり、地面にはマットがひかれている。
この通路用のマットを外れた場所には、ほぼ移動できない状態になっている上に、一方通行での見学を余儀なくされる。
城跡自体は他の城跡と比べても独特(三方の尾根に沿って作られている)な造りで見応えがあった。
 
霧が出ている時に「雲海に浮かぶ城」を味わうために来たいかと言えば、自分としてはNoという感じだった。
円山川の川の流れと、周囲の山々のコントラストの綺麗さの中で、お城を味わった方が気分が良い。
 
30分程頂上で見学した後は、麓に降りた。
列車の時間待ちの間は、街中唯一の時間潰しスポットとなっていた「情報館 天空の城」で歴史を学んでいた。(無料)
 
この後は、特急を使って一気に自宅まで移動し、旅行を終了した。
 
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写真: 竹田城(立雲峡側, 南千畳)、竹田市街地+立雲峡
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