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2019年10月29日18:33

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【災】長野市豊野町ボラ

10/26、23時に名古屋を貸切バスに乗って出発。行く先は洪水被害に合った長野市。
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ゆっくり時間をかけて被災地に到着。
バスの窓を通して目に入ってくる悲惨な状況・・
窓の無い家、倒れた作物、地に落ちたりんご、水がここまで上がったを知らせる跡・・・
地元を流れる「千曲川に流れ込む浅川」が、逆流により越水した地域。
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現地の役所支所に到着し、荷を下ろして肩に担ぎ手にぶら下げ、今日の仕事場へ徒歩で移動。10分くらい。
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主な仕事は一階がすべて水につかり、住民の手も市の手も回っていない公民館をきれいにすること。そのほかに、行政が把握できていない被災がないか?援助を求めている家庭がないか?を、住宅各戸を回って状況を聞きだす仕事、名づけて「心配り」も同時進行。俺は今回はこっち。
この「心配り」は団体としては2011年の宮城県から行っているが、自分がそれを行ったのは初めてのこと。うまくやれるか?心配だった。年下だけどこの仕事のベテランさんに付いていった。
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(左肩のリュックヒモがずり落ちかけているのが自分)

住宅街の路地をくまなく周り、すべての家にピンポン。
このあたりの家は盛り土をして作ってあって、道路から1mほど皆高いのだけど、それでも1階が全水没したところもあったとか。

住民の方と話をし、人手がいることはないか?やんわりと聞き出します。
初めに「名古屋から来ました」と名乗ると一気に緊張感が解けるように感じました。
聞き出したニーズは4件。うち1件は少人数でやれそうだったので、心配りの3人で対応。1時間ほど掛かって何とか完了!

昼飯は、同じく愛知からきた方々が炊き出しをされていたので、それをご相伴。キムチがうまかった!
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午後はあちこちの手伝いに入り、最後は公民館。
水はポンプでほぼくみ上げてあり、朝からやっているボラ仲間が床板を剥がし終わっていたので、最後の泥・水の取り出しを手伝った。
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水量が厚さ1cm以下になるとくみ出す良い手が無い。皆、タオルに染込ませてバケツに絞って、を繰り返している。しまった!ちりとりを持ってくるんだった!
と、そこへゴムべらの付いたモップが登場!
それを使って水を集めてハンドスコップですくってバケツへ。一気に効率が上がった!!
満タンになったバケツは、床上のボラさんが捨てにいってくれて、ぢみーにそれの繰り返し。最後は雑巾で拭いて拭いて、きれいな床を作って完了!
まだやり切れていない部屋も有るけど、今日はここまで。
先行班が取り組んだトイレは新品のようにきれいになっていました。
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閉めの集会を行って、地元の方からのお礼の言葉を聞いて、帰りのバスに。
途中風呂入って夕飯食って、名古屋へ着いたのは22:40。
荷降ろしをしてバイクに乗り換えて、自宅へついたのは午前様・・
はぁ、しんどかった・・・

閑話休題

で、このボラをして思ったこと。
新建築基準法で定められている「コンクリによるベタ基礎と立ち上がり」に弊害を感じました。この構造だと、床下に入った水が何時までたっても抜けない!工事が適切で有ればあるほど!
せめて底の部分にパイプを使うとかして「排水孔」を作れないか? それが有れば「洗う」こともできる!
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