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2019年10月04日00:40

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越後屋と悪代官「おぬしも悪よのぉ」

昨日の関電の会見。
菓子おりの中に小判とか。金杯やスーツ75着とか。
いつの時代の話かと思ったら、やっぱり同じこと思ってる人が多いのね。

9月に87歳になった父から、昨日嘆きのメールが送られて来た。
 「令和元年、何か世の中が変わることを期待していたのですが、相変わらずの人災と自然災害が続き 一方では働き方改革を唱える安倍政権の足下で、原発大手の一流会社関電が感電死寸前とは! 最低の経営者!どの会社もコンプライアンスとガバナンスのお経を唱え、揚げ句の果てに社外取締役が しゃしゃり出てきて第三者委員会に丸投げする無責任さ。だからこそ個人は自己防衛のため家族の結束がいよいよ大切だと今更ながら痛感しています。数え年でいうと私は今年米寿、いつの間にか五木寛之のいう遊行期に入っている心境です。」

日本の経済成長を支えた父ら世代は、一流企業のエリート幹部後輩たちの醜態を「もう聞きたくない」「もっと早く死んでたら知らずに済んだのに」と思うのだという。

関電は福島の原発事故が起こって以来、高浜原発再稼働の安全基準をクリアするためにかかった経費を、私たちの払う電気代に転嫁して値上げした。しかしそこに至るまでには関電社員の給料も下げるなど企業努力を重ねている、としていた。しかし結局グループ会社を通じて仕事を不正発注、企業ぐるみでグルになって利益を環流させていた。

金品を供与した有力者の元高浜町助役がやっと死んだので、彼に越後屋役(死人に口なし)をなすりつけ発表。査察側ももう何年も前からわかっていたはず。弁護士と一緒に違法でないようにうまく画策して脚本書いて時期を待っていたのだろう。そういう狡猾さ周到さをどうしてまっとうな経営に活かせないのだろう?悲しいね。

結局電力会社は独占企業で、電気料金は包括原価方式(発電の原価にかかった経費分だけ上乗せして電気代を設定できる)。値上げ自由。
私らは電気がなければ生活できないし、どれだけ怒りの声が上がっても電気を使い続けるしかない。

先日の千葉の大停電では現場の電力会社の作業員の人たちは本当に不眠不休で復旧作業に尽力してくれた。関電の作業員もきっとたくさん応援に行ったはず。

去年の台風21号襲来の時だって、倒れた電柱、ちぎれた電線を復旧してくれた関電の作業員の人たちには感謝しかなかった。
一番気の毒なのはまじめに頑張ってる社員・・



「お菓子の下に金貨があった」関西電力役員への金品、小判や金の延べ棒も 「悪代官かよ」とネット仰天
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5810988
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