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2019年09月13日04:53

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ヤフー、ZOZOに友好的TOB、同社の前沢友作氏は持ち株の大半を売却し、社長を退任、経営から身を引く

 電撃的な報道だった。不特定多数にお金をばらまいたり、有名女優と同棲したり、民間人として月旅行1番乗りを目指したり、とメディアに経済ニュースでなく、芸能ニュースを提供してきた、衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZO社(下の写真の上=本社の入る千葉市のワールドビジネスガーデン)創業者で筆頭株主の前沢友作社長(下の写真の下)が12日、退任した。

◎発行済み株式の約30%を手放す
 ソフトバンク傘下のヤフーは同日、ZOZO社に対し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したが、前沢氏の退任発表はそれを受けてのものだった。TOBには前沢氏も賛同しているから、所有しているZOZO株(36.76%を保有)の大半である30%ほどの売却に応じるもよう。
 いったい何があって、ZOZO社の経営から身を引いたのか――それはいずれ週刊誌や芸能・スポーツ紙が明らかにしてくれるだろうが、2018年9月に公表した月旅行などの個人活動に専念するとみられている。
 月旅行に参加するとなれば、飛行機に乗るのと違って、宇宙飛行士ほどでなくとも、ある程度の訓練が必要になる。そのため経営に集中できない、と考えたのか。
 ただ一定の株を手元に残したのは、「創業者として今後もZOZO社の一定のイベントには参加する」ためだろう。

◎手元に2000億円近い創業者利益が残る
 ヤフーはZOZO社を子会社化するため、4007億円の巨費を投じて過半の50.1%を上限に公開買付を行う。前沢氏は、持ち株のうちの約30%部分を手放すため、莫大なキャッシュが手に入る。
 通常、創業者が持ち株を手放す場合、保有期間は3年超となるから、「創業者利益の特例」として、税金はキャピタルゲインに対して13%で済む。
 下世話に計算になるが、これを適用されて前沢氏の手には概算で2400億円ほどの現金が入り、税金はその13%、312億円ほど払えばよく、しかもこれは源泉分離課税だから、累進税率の適用を受けない。
 ザッと2000億円近い利益が手元に残る。

◎月旅行の後は新たな起業か
 これだけあれば、同棲する女優さんにも様々なブランド物を買ってあげられるだろうし、月旅行が終わった後は、これを元手にZOZOに代わる新規事業を興せる。
 案外、前沢氏としては良い売り時だったのかもしれない。
 読者の諸兄姉は、すべからく新興IT企業の創業を志し、そして株式上場を目指すべきである。
 それが、自己実現の最高の手段である。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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