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2019年08月27日05:22

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文在寅の最側近の曹国(チョ・グク)に韓国社会最大のタブー「不正入学」疑惑、GSOMIA破棄は世論の目をそらすため

 文在寅が、アメリカの制止も聞かず、日韓GSOMIAの破棄を強引に発表・通告したのは、実は最側近のスキャンダルから世論の目をそらすためだったのではないか、という疑惑が広がっている。

◎次期法相候補の曹国に浮上した疑惑をそらす狙いか
 文在寅の最側近とは、この7月まで大統領府民情首席秘書官を務め、去る9日、法務部長官(法相)候補に指名された曹国(チョ・グク)だ(写真=疑惑について報道陣に問われる曹国)。
 曹国(チョ・グク)は、法相就任のあかつきには検察と警察の陣容を一新し、右派政敵のスキャンダルを暴いて失脚させ、来年の総選挙で大勝し、文在寅に独裁的な権限を握らせ、ついでに次期大統領職も固めようとする男だが、今、メディアにより次々と疑惑が取り上げられている。
 文在寅の日韓GSOMIAの破棄は、この疑惑から目をそらさせようとした陰謀ではないか、と見られている。
 曹国(チョ・グク)は、元ソウル大の教授で、文在寅大統領のブレーン中のブレーンとされる。

◎曹国は娘の不正入学を図った
 その次期法相候補の疑惑は、大きく言って2つ。
 まず高校生だった自分の娘(現在28歳)が医学論文の筆頭筆者(!)に名を連ね、これで内申点を稼いで筆記試験無しで私立の名門、高麗大に入学したことだ。
 その娘は、高校2年生だった2008年、わずか2週間インターン活動をしただけなのに、大韓病理学会に提出された英語の医学論文の第1著者として登録したのだ。その際、まだ高校生にもかかわらず、研究参加者リストに掲載される身分を某大学の医科学研究所所属の「博士」にしたという。
 さらに翌09年、別の大学のインターン過程にも発表文の第3共同筆者として名を連ねた。そして、その娘はこのような「実績」で10年度高麗大学生命科学部に無試験入学した。

◎超学歴社会の韓国では「不正入学」はタブー中のタブー
 高校生で、本当にこのような華々しい「実績」を挙げたのならよほどの天才であるだろうし、試験で堂々と超難関の国立ソウル大の医学部に入れただろう。
 超学歴社会の韓国では、不正入学はタブー中のタブーだ。前大統領の朴槿恵氏も、友人の崔順実の娘を名門の梨花女子大に不正入学させた疑惑で、支持率を劇下げさせ、やがて左派の策謀で逮捕までされている(16年11月7日付日記:「韓国の民衆はなぜあんなにまで怒っているのか;朴槿恵大統領の落ちたネポチズムの陥穽」を参照)。
 韓国では、学歴がすべてに物を言う。そのため、親はどのような犠牲を払っても子女を名門大に入学させ、一流財閥に入れようとする。子どもたちも、毎夜遅くまで塾に通い、親の期待に応えようとする。
 その受験地獄ぶりは、日本などかわいく見えるほどだ。

◎朴前大統領も失脚させた「不正入学」
 こうした環境だから、「不正入学」は、韓国中の親を激怒させる。実際、前述のように朴槿恵大統領すら、それで失脚した。
 学生たちも怒っている。23日夕方、当の高麗大では学生と卒業生合わせて600人余りが集まり、曹国(チョ・グク)の娘の不正入学の過程の真相究明を要求する「ろうそく集会」が開かれた。
 また曹国が教授を務めたソウル大学でも500人余りが集まり、娘の疑惑を糾弾する「ろうそく集会」が開かれた。さらに釜山大の学生たちも、「ろうそく集会」を28日に開催することを決定した。
 文在寅政権が「ろうそく集会」で誕生したことは知られている。しかし今、そんな文在寅政権に対し、学生たちが「ろうそく」を持って抗議するという事態になっている。
 ちなみに曹国は、若い頃に学生運動で名をあげ、左派の立場から「機会均等」を声高に述べていた。
 その曹国が、娘の不正入学に手を染めていたとなれば、文在寅も庇いきれまい。

◎息子の兵役逃れの疑惑も、ついたあだ名は「タマネギ男」
 韓国には、もう1つのタブーがある。徴兵制を敷く韓国ならではの「兵役逃れ」だ。有力者がカネとコネで、息子を兵役逃れさせる疑惑は常にあり、これが発覚すれば、社会的地位を失うほどの「犯罪」だ。曹国は、息子にこの兵役逃れの疑惑がある。実際、5度まで兵役を延期させている。
 ついに逃げ切れずに最終的に兵役に就いたらしいが、この延期を繰り返すうちに、うまく有力政治家に取り入って「無し」にしようとしたのだ。
 それだけではない。左派=貧困層の味方面をしながら、家族ぐるみで投資ファンドに投資し、金儲けに狂奔していたことも分かっている。これは、今のところ不正は発見されていないが、文在寅の基盤の下層支持層に幻滅感を与えるものだろう。
 次々と疑惑が表れてくることから、曹国についたあだ名は「タマネギ男」である。

◎福島をタネに東京五輪ボイコット論も
 今まで文在寅に押されっぱなしだった自由韓国党などの保守派は、GSOMIA破棄と曹国疑惑に対し24日、ソウル中心街で数万を集める文在寅退陣を求める大集会を開いた(写真)。
 こうした動きに対し、文在寅は反日カードを次々と切って、保守派に「親日」のレッテルを貼り、逃げ延びようとしている。
 例えば福島の放射能汚染の風評拡大だ。精密な計測器にかけてほとんど不検出のレベルなのに、福島県など東日本の食品を輸入禁止にしている国柄だから、「放射能」は反日の有力カードになる。この風評に乗じて東京五輪をボイコットしようという動きだ(写真=東京五輪ボイコットを求める左派)。
 韓国文化体育観光部と韓国五輪委員会(KOC)は、五輪期間中に給食センターを運営し、韓国から空輸した食材で作った料理を選手団に提供する案まで検討しているというが、食品の安全基準は韓国より日本の方がずっと厳しい。日本が持ち込みを許可する食材は限られると見られている。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
 写真をご覧になりたい方は、お手数ですが、https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/201908270000/をクリックし、楽天ブログに飛んでいただければ、写真を見ることができます。

昨年の今日の日記:「木曽駒ヶ岳登頂記(6):花崗岩の中岳山頂から駒ヶ岳と御岳山を望見」
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