授業の受け方、記憶術、復習法、読書法など。学生にとって必要なバラエティーに富んだスキルが一通り詰まった優れた本である。また、カラフルかつ漫画も挟んであり非常に読みやすい。
�，泙瑳�業の受け方では、最初と最後の1分間を記憶に使うべきだ。という主張に目を引かれた。つまり、最初の1分間で前回の内容を思い出し、最後の1分間で今回の内容を思い出す。
ただそれだけだが、色々と応用が利く。勉強前後の1分間を使って試してみたところ確かに記憶の定着が良くなった。たった2分なのにである。
�⊆，房�業中に先生の話をシャドーイングをするべき。という発想には驚かされた。英語のシャドーイングは効果的な方法だが、授業で使おうとは思わなかった。今度のゼミで早速試そうと思う。
��最後に数学などひたすら問題を解いて覚えるタイプの効率的な勉強法を紹介しよう。たった5分で1問覚えられる。
1分で問題を読む。次の1分で解法を思い出す。1分間使って解法を読んで理解する。最後の2分でそれを覚える。これを繰り返す。
高校は中学の3倍の勉強量が必要だと言われている。高校に入って勉強が急に難しく感じるのは、実は非常に正しい感覚である。加えて、脳の構造が暗記から理解へと適正が移るので戸惑うのだ。
文字通り高校生のときに出会いたかった本だった。
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