この週末も天気はいまいち、と言う事で映画を観に行く。
映画は、「劇場場ファイナルファンタジーIVX 〜光のお父さん」。
これは、息子である事を隠し父とオンラインゲームをプレイする日々を綴ったブログを原作に、坂口健太郎×吉田鋼太郎W主演で映画化したもの。
突然会社を辞め、一日中テレビを見ている父の本音を知ろうと、息子アキオはある計画を思いつくが、父には家族も知らない秘密があった……
はらはゲームをやらないのだけど……それだけに、オンラインゲームの世界でのコミュニケーションのあり方が目新しく、それにより父子の絆を新たに紡ぎ直して行く、と言う部分に面白さがあった。
映画は、最初、ややコメディタッチな部分があり、父とフレンド関係にあるアバターの正体が息子である、と言う所を隠すのに繰り広げる辺りはドタバタギャグであったりするし、ゲームにハマった父が、家で見せる寡黙さから一変して妙にテンションが高くなっているのも可笑しい。
しかし、クライマックスに向けた演出は、お約束とは言えさすがにあざといが……それでも、しっかり泣かされてしまった。
惜しかったのは、アキラに想いを寄せる同僚の女性のエピソードが終盤尻すぼみになってしまった事で、こちらももうひと盛り上がりを見せて欲しかったように思う。
家族の絆を再生させ、会社を退職した父親の新たな生き甲斐ともなったのはたかがゲームではなく、その向こうにいる人の存在……人が生きる、と言う事で重要なのはコミュニケーションであり、尚且つ、人は人と共に、そして人の為に生きて行く事に生き甲斐を感じるものだと言う、普遍的なメッセージを伝えるこの映画、色々な事を考えさせられるよい物語だと思います。
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