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2019年06月19日23:13

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父の日の凶行

6/16(日)は、近所の吹田市千里山で交番の巡査が刺され、拳銃が奪われる事件があった。
容疑者の飯森裕次郎(33)は、品川区在住だが高校までこの地に住んでいたらしい。だから土地勘があったのだろう。彼はなぜわざわざ大阪にきてこんな凶行に及んだのか。それは現在大阪に単身赴任中の関西テレビ常務取締役の父に関係あるのか。

彼は6/16(日)拳銃を奪って逃走中であったため、二次被害を恐れて日曜の日中から夜中まで、近隣住民は外出できず月曜は北摂の公共施設や学校も休業の予定であった。しかし、5000人の警官を動員した大阪府警は、未明に箕面の山中で飯森容疑者を確保。やれやれ、これで安心して出勤や登校ができると安堵した。

飯森容疑者は「自分のやったことではない」と犯行を全面否定しているというが・・
そんな中、彼の父親(63)が謝罪文を出したというニュース。
「まずもって、重大な怪我を負わせてしまった警察官の方及びご家族様に対し、心よりお詫び申し上げます。一日も早く回復されることを心から祈っております。
また、地域の方々をはじめ、多くの皆様にも不安を感じさせることとなりました。大変申し訳ありませんでした。
このような事態となったことについて、大変驚いており、未だ信じられない気持ちがありますが、今後の警察の捜査にも全面的に協力する所存でございます。
令和元年6月17日 飯森睦尚 」

父親にとって息子の凶行は寝耳に水だったのか。それともその兆しはあったのか。
飯森裕次郎の画像が公開されたとき、「自分の息子に似ている」と父親から通報があったそうだが、ネットではその父親はすぐに特定されることとなった。


毎回子どもが事件を起こすと親が謝罪を求められ、お前の子育てが間違っていたのではないかと責められる。親が偉い人であったり有名人であったりすると、甘やかして育てたんだろう、とか袋叩きにされる。
実際偉い親を持った息子は不幸だ。親のように偉くなれるわけもないのに過大な期待をよせられる。期待にこたえられない劣等感が強いコンプレックスとなり、その子の人生に影をおとす。

元農水省事務次官の熊澤英昭氏(76)に殺された息子英一郎(44)も、父親があまりにも偉大であったために、卑屈になり中学生時代から家庭内暴力をしていたそうだ。まぁそういう家庭(親は優秀なのに子どもはデキが悪い)は昔から多くあるわけで、ある時点でそのコンプレックスを乗り越えて「親は親」「子どもは子ども」と折り合いをつけていかないと仕方ないのだけど、それを長期にわたってこじらせてしまうと、こういう最悪の結末を招いてしまう。
http://trend-journal.online/kyoiku

自分がかわいがって育てた子から日常的に暴力を受け、挙句の果てに「自分の息子がひとさまの子どもを殺傷するようなことがあってはならない」という強い責任感から我が子を殺した親の気持ちを考えると、本当にやりきれない。

反社会的な子どもを持った親は不幸だけれど、同情されない。それは運命なのか。

成人しても働かずDVで親を奴隷化し反社会的な行為を繰り返す子どもに対して、それでも親は一生親として子どもを養い責任を負い続けなければならないのか。

「こんな家に生まれたくなかった」「お前が勝手に生んだんだ。俺はおまえの子に生まれたくなかった」反抗期の子どもは必ずそういうけれど、親だってこんな子を生み育てたくなかったのでは???

5月に川崎市でひきこもりの男が私学のスクールバス待ちの児童らを大量殺傷する事件があった。そのとき、『一人で死ね』論争が起こったが、「子どもの犯罪どこまで親の責任?」論争もぜひ起こしてほしい。

奇しくも飯森容疑者が事件を起こした日は、父の日で、しかも父親の誕生日でもあったらしい。わざわざその日にコトを起こすのには強い意味があったのではないかとも言われているが・・
私はどうしても親の立場(不登校やひきこもりの子どもを持った)に立ってこの事件をみてしまう。


拳銃強奪の飯森容疑者の父がカンテレ取締役留任辞退
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5670285
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