2018/11/17(土)核P-MODELライヴ＠Zepp Tokyo

MC無しで、本編はぶっ通しだったため、凄まじい密度で、実際は1時間半くらいだったのが、まるで3時間くらい観たかのような満足感でした。

音楽の良さは当然として、「回＝回」の形のスクリーンや、白と黒をモチーフにしたヴィジュアル面、エジン2人との共演など、視覚の魅力がガンガン増しているのも素敵です。
近未来、異世界を思わせるCGがスクリーンに流れ、「ずっと前からの平沢進の音楽の世界観に、やっとCGが追い付いた」と言う感じです。


一曲目はまさかの「2D OR NOT 2D」！超レア曲の演奏にいきなりテンションが上がりまくり、会場にもどよめきと歓声が上がりました。
続く、1st「ビストロン」からの「Big Brother」にも驚き、喜びました。

それ以降は核P-MODELの作品からの楽曲の演奏、とは言え「OH MAMA!」など、たまに予想外の曲があり、それも「まさか、そこから来るとは」と言う反応。


神々しいようなシャーマニックな印象の「声」の力を感じることが多々あり、不思議なフレーズのギターソロと合わせて、独特な魅力がありました。
CDで感じていた感覚が、さらに拡大されて感じられた感じ。


アンコール、ラストは「Timelineの東」と想像していたのですが、「白く巨大で」に続いて「109号区の氾濫」で締めるカオスな流れでした。
カメラのついた棒(？)を振り回す平沢進など、アグレッシヴな面があったのと印象が合っていたとも言えます。



■セットリスト
1, 2D OR NOT 2D
2, Big Brother
3, 幽霊飛行機
4, TRAVELATOR
5, 回=回
6, 遮眼大師
7, 無頭騎士の伝言
8, 排時光
9, OPUS
10, 亜呼吸ユリア
11, PLANET-HOME
12, ECHO-233
13, OH MAMA!
14, гипноза (Gipnoza)
15, それ行け!Halycon
16, HUMAN-LE

・アンコール
17, 白く巨大で
18, 109号区の氾濫