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2019年01月31日08:56

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2019年冬ドラマと年末ドラマ

「いだてん〜東京オリムピック噺〜」
宮藤官九郎大河。前半と後半で主役が交替するから、時間をとんで両方の舞台を見せながら、大勢の登場人物も紹介しながら、ナレーションのビートたけしの方もドラマがあるような。忙しくも面白かった。次回から前半の話が始まるようで。始まったばかりだけど、時間が行ったり来たりの見事な人物紹介かつみっしり詰め込み。クドカンだからストーリーもさながら、回が進むにつれ、登場人物全員がかわいくなるね。ながら見を許さないドラマなだけに、録画視聴やオンデマンド視聴が多くなりそう。こっちの視聴率も合わせないとね。ハリウッド映画は回想ご法度らしい。時間を順を追っていくのがセオリーらしく。わかりやすくと。でも生い立ちのモノローグとかいらないじゃんと思う時も。まだ愛着もない主人公の生い立ち見せられても退屈な時も。愛着湧いてから回想でちらっとで済む。時間飛びまくっても一つの話。逆に、無関係な短編を2個3個平行して進める体裁はハリウッド映画でよくある。ドラマでもよくある。テーマや人物でふわっと繋がらせることもある。順を追ってるけど、各場面で人物も切り替えるので複雑に見える。でも、一つ一つの話は単純だったりする。ようは短編だから。2話目。金栗四三メインで子供時代から大人になり本来の第1話が始まった感。微笑ましいエピソードも入れつつスピーディ。落語家役のビートたけしも松岡スズキも上手いなあ。


「今から皆さんは、僕の人質です」
担任の先生がクラス全員を教室に監禁。先生は女生徒の自殺の真相を生徒たちに問う。脚本は櫻井翔版の「家族ゲーム」武藤将吾さんなので裏があるかな。生徒や警察や同僚にも協力者いそう。悪の教典みたいなサバイバルホラーではないね。

「トレース〜科捜研の男〜」
スタンドプレイする研究員と女同僚と声の大きい中年刑事の真面目ドラマ。科捜研副題がテレ朝意識してるからてっきりオリジナルかと。原作漫画「トレース 科捜研法医研究員の追想」作者の古賀慶さんは科捜研研究員だったそうで。黒テントの移動やあるあるが面白かったり。

「メゾン・ド・ポリス」
今回の当たり!元名刑事達の集うシェアハウスでキャラの立ったおじさんたちに新米女刑事が翻弄されつつ、彼らと共に真相を解明。軽妙なやりとりやストロベリーナイトや沙粧妙子などのドラマネタも楽しい。加藤実秋原作、黒岩勉脚本。

『家売るオンナの逆襲』
娘が楽しみにしてたり。ライバル登場するも客は二軒も家を買う羽目に。勝ち負けは買わせたら勝ちだよな。両方の不動産屋ホクホクという

「グッドワイフ」
「スーツ」と同じくアメリカドラマ「The Good Wife」をリメイク。元弁護士の主婦が夫の拘留を機に知り合いの事務所に復職。事件といい何かと日本らしくなくアメリカンな感じなのは原作添いだからなのかしら。夫の事件も裏がありそうな。
2話目は上司の父である曲者弁護士の飲酒運転の弁護することになる。弁護士は証言をのらりくらりとぼかし、本音を言わない。証拠を集め警察の証言の穴をつく。勝訴した主人公に面白かっただろと言う弁護士に同意する主人公。アメリカン感覚かな。新鮮で面白い。


「フルーツ宅配便」デリヘル派遣業の人間模様。真面目な話。原作は淡白で想像させる感じなのを、根本ノンジさんの脚本で余白を具体的に補う。原作漫画鈴木良雄「フルーツ宅配便」。

「私のおじさん〜WATAOJI〜」
バラエティ番組の新人ADの主人公と彼女にしか見えないエンケン。主人公の心を代弁したり、たしなめたり、フォローしたり。バラエティ番組を作る大変さややり甲斐や人とのぶつかりと真面目に業界もの。

「ハケン占い師アタル」
大人しそうな派遣社員は実はスーパー占い師。コメディタッチで厄介な上司や同僚や、職場の関係に悩む主人公を叱り、自己啓発するような。家政婦のミタ的。遊川脚本なので真面目なテーマがありつつエンタメね。派遣社員の過去は重そう。

「みかづき」
塾を営む祖母が亡くなり、現在の孫が家族史を見る形で。祖父母の馴れ初めは、子供に勉強を教えるのが上手い用務員を見初めた女が塾経営始めることに。昭和〜平成にかけての塾を営む家族三世代の話だそうで、塾業界史が背景と。原作森絵都。全5話。

「後妻業の女」
映画では大竹しのぶだったね。表では結婚相談所を、裏では後妻に入り仕死後に財産を巻き上げる後妻業。後妻業に所属する女と元締。主人公は後妻になった男はしぶとく娘たちと争いが。関西弁と標準語が混じり、ファッションも混じる。女同士の口喧嘩はもうコント。黒川博行原作。

「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!〜この女に賭けろ〜」
女性銀行員が赴任した業績不振の支店を立て直す話、というか、関わる会社をなんとかしていくみたいな感じかな。西田征史脚本。テレ東お仕事ドラマ枠はいい。原作漫画「この女に賭けろ」周良貨原作、夢野一子作画。

「トクサツガガガ』
特撮オタクの女子社員は同僚には趣味を隠しているが、密かに同志が欲しい。カラオケに行くことになり、特撮主題歌しか知らないので大ピンチに。面白い。隠すことないのにと旦那は言うが、気持ちわかるなあ。丹羽庭漫画原作。人の趣味なんて人は気にしないんだろうけど。実際、ほかの人の趣味なんて合わない限り気にしないもの。でも自分の趣味は臆して隠してしまう。堂々と臆すことなく披露できる人が羨ましくもあるね。

「面白南極料理人」
昭和基地の男ばかりの閉鎖環境でのゆるい生活。バレンタインでへんな雰囲気になる面々の話が面白かった。お料理コーナーも毎回あり。沖田修一監督堺雅人主演の映画も良かったね。BSテレ東。原作エッセイ西村淳著。東西すき焼き対決。すき焼きはうちは関西風

「新しい王様」元は大物だった自由人藤原竜也と野心家の若者と借金背負う女性。ファンドの香川照之とのパワーゲームが始まりそうな。先が見えず現実的で猥雑で面白い。脚本・演出は「ウシジマくん」の山口雅俊さん。シーズン1が8話一挙放映。paraviでシーズン2をするそうで、合わせて全17話だそうな。

「猿以外の惑星」
2話目から見始め。動物の頭の人と人間が混在するコントドラマ。昼ドラみたいありミュージカルあり。動物蘊蓄も楽しい。動物の頭なので声優さんが声を当ててるのも面白い。あれ?2回で終わりなのか



「ベトナムの ひかり 〜ボクが無償医療を始めた理由〜」ベトナムの医師に頼まれベトナムに渡った眼科医は医療環境の悪さや看護師達との軋轢にもめげず、患者達の貧しさに悩み医療費を自分が負担するが。ベトナム医師に主人公曰く、技術全部僕から盗め、そして他の医師達に教えるんだ。実在の眼科医の話。原作・脚本後藤法子さん。濱田岳さんも名演技でした。主人公は驚き、苛立ち、ぶつかり、悩み、和解し、全て医師としての誠実さからきている。エンタメである上に考えさせるドラマ。主人公のモデルは眼科医・服部匡志さん。目が見えれば働けるし本が読めるし人生が変わる。貧しさで諦めるそんな患者達を知り、治療すれば治る病で、患者達を治してあげられる技術を持っている。現地の医師たちにも技術を教えたい。医師の業のようなものも感じたり。

「大誘拐」
旦那や娘も一緒に見たり。資産家の老女が3人組に誘拐された。だが老女は身代金をつりあげ、不慣れな犯人達の犯行を手伝う。老女の真意とは、身代金はどうなるのか。東海テレビなので舞台は東海地方。岡本喜八監督版の映画では和歌山県でした。

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