mixiユーザー(id:1680995)

2018年11月21日14:54

925 view

FGOとかいうやつ、怖い

 mixiの、何人がこの独り言を見てくれたかの表示、マジいらない追加機能なんですけど(意味のない言葉を吐き出してるだけだって自覚はあるからね、そんな目の前に突き付けんでも)、誤字訂正とかしようかなーと思って、過去記事を遡っていったら。
 ‥‥‥閲覧数4桁行ってるヤツがあった。おい、ゼロが二つ違う。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964351321&owner_id=1680995

 フェイト・グランド・オーダーとかいうスマホゲームの影響でしょう。カルナさんーー!?何やってんすか、こんな辺境に1年で千人も呼ぶような、アナタ何やってんすか!?
 最後の返信を書いた時点では、確か閲覧数はやっぱり2桁だった。私もそのつもりで、誤字やら出典が曖昧な情報やら、気にせず好き勝手に愛を叫んでた。
  しかし4桁はやべぇ。

 私が検索で把握してる範囲だと、スマホゲームFGOの、北アメリカ大陸でのエピソードでアルジュナさんとちょっとごたくさあって(2017年)、それ以来はただの無数の登場キャラクターの一人になってるという認識なんですが。
 意味分かんない。簡単な検索では絶対ここがヒットするはずがないので、逆にどんだけの人が彼の履歴をオンラインで探してんだよ、と。

 ここここ怖いよスマホゲームユーザーの分母数。既存のCCCプレイヤー+アニメ視聴者より多いよね。アポクリファの放映中&放映後3ヶ月で2桁だったんだから。
 あの人、今、何処で、ナニやってんの――!?

****

 前回、書き漏らしたカルナ&カルナさん関係の話。

・苦労して結婚した相思相愛の奥さん。アルジュナとの最終決戦を前に、たぶん覚悟の程を伝えたかったのだろうと思いますが、彼は伝令を出します。
 それを奥さん、戦死の報と早合点。インドにはサティという「夫が死んだら妻は後を追う」という悪習がありまして(シヴァ神の最初の妻になろうとしたサティが、父に反対されて叶わないのを絶望して、自殺したのが大元)(彼女はヒマラヤの娘パールヴァティとして転生し、今度こそ結婚を成就させます)、奥さん‥‥絶望して自殺しちゃうんだよね‥‥
 カルナが本当に死んだ時、堂々と泣いたのがドリョさんだけだってのは、そういう事です。
 カルナ自身は、嘆きはするものの、憂いは無くなったとも感じています。遺していく奥さんの事、心配だったんだろうなー。もうこの時点で、彼は敗北と死を受け入れているのが分かる一幕です。

・クリシュナを御者にアルジュナが出撃するシーンはもれなくカルナが相手、という話は書きましたが、実はこれ、ヒンドゥー教ですごく大切にされている『バガヴァット・ギーター』という教義をクリシュナが説く場面でもあるんですよ。
 だから宗教画が多くて、だから私がうはうは集められた訳ですね。
 教義そのものは‥‥宗教に言及しちゃうとロクなことにならんのは分かってるので割愛。理解はできるが私はそれに賛同できない、という感じです。ヒンドゥー教徒の間ではとっても大事な教えで、それ単独の哲学書も出てるので、暇だったら読んでみて下さい。

・カルナさん召喚する触媒とか、あったら全身全霊で欲しいんだが(密閉容器に入れてニヤニヤ喜ぶだけだけど)、存在する訳ねーだろ!!と思っていたら、自分で解答を書いていた事に気付いた。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1926721612&owner_id=1680995
 インドラプラスタ、一回カラウヴァ陣営に接収されちゃってんのよね。つまり、デリーをカルナが歩いた可能性は少なからず在るのよね(アルジュナさんが呼ばれる可能性の方が断然高いけど)。
 ハスティナープラ国は、何処にあったのか未だに謎のままです。クルクシェートラ平原は場所分かってるけど(地名そのまんま残ってる。デリーから電車で真北方向に4時間くらい)、遺跡と呼べるような遺跡は存在しないです。
 だから聖地巡礼と言っても、場所が判明してる所は限定されまして、ラーマ(あははは女性ボイスだー。って、あれ、モードレットと同じ人?)とシータの結婚式現場とか。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1924513965&owner_id=1680995
 後は本来の意味での聖地巡礼ですよー。有名な寺院とかを地味地味と。

・情報収集活動のピークが四半世紀前なので、ググってる時に知らないカルナの話が出てきたりして、結構ビックリしてます。当時は、専門論文以外は、日本語で書かれた本の8割には目を通していたっていう自負があったけどね、地味地味と新刊が堆積し続けて&英語は語学力的に無理なので。という感じです。
 彼に関して「まじかや」関連の情報を発信される方。よかったらその根拠を末尾に書いて下さい。嫌いな英語で発表されたヤツでも、意地で確認いたしまする。

・マハーバーラタは「マハー=大いなる」「バーラタ=インド」って意味なんだけど(インドの正式な国名はバラットプルシャ)、現在とは国境線が違います。明らかに範囲的に含まれるのは、ネパール、スリランカ、パキスタン。
 ラーマーヤナの話になりますが、ラーマの宿敵ラーヴァナの居城はランカ島、スリランカの国名は「シュリー=祝福された」ランカ、という意味。
 ↓ラーヴァナ探して脱線した話‥‥
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1644828120&owner_id=1680995
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1659239295&owner_id=1680995

 あと、インドネシア・タイ・カンボジア・ブータン・シンガポールにも明らかに物語が伝わってるので、後から国の宗教が変わってますが、そこらへんも範囲ですね。ヒマラヤを北限として東南方向にダラダラ〜と、赤道までの南アジア全体を指していると思って下さい。
 広いぜ。ロシア含めた全ヨーロッパに匹敵する。
 で、そのヨーロッパ出身の英霊の数に比べて、インド勢の少なさを比べてみたら‥‥
 そら、化物揃いになってしまうのは仕方ないかと。南アジアでインド鯖呼ぶのは、さらに知名力補正がMAX行くのでやめた方がいいと思う。

*****

 インドに近い仏教国では、ヒンドゥーの神々との習合が多く、神様そのものがほぼノーボーダーで祀られてます。
 仏教圏のかなり辺境に当たる日本ですら、天部として柴又帝釈天(インドラです)とか馴染んでるんだから、当然なんだけど。でも流石にマハーバーラタの物語までは入ってきてない。
 という訳で、私はそれらの国々で彼らを見かける度にニマニマと笑顔が崩壊してしまう訳です。
 丁度20年前、付き合いで同行したタイ旅行の仏寺で思いがけず壁画を発見し、喜色満面な自分の写真を発見しました。フィルムカメラの時代でして、退色が‥‥。しかしどれくらい嬉しかったかは伝わるかと。
フォト

 そして、明後日から行くアンコール・ワットにも、レリーフとしてマハーバラタコーナーがあると知って、テンション急上昇。きっと舐めるように眺め回して動かないでしょう。逆側がラーマーヤナコーナーになってるのを尻目に。
 クメール・ルージュ、遺跡を徹底的に破壊するまでには至らなかったのは助かった。もうほんっっっっと過去の文化を攻撃的に否定する奴ら、嫌い。
 キリストだろうがイスラムだろうが共産だろうが、主義とか正義とか教義とかを語るのは好きにすりゃいい私は知らん。てスタンスだけど、二度と再現できないものは絶対に壊すな。人類の足跡だ、人が何を考えて何に価値を感じて何を実現したかの証拠だ。
 ‥‥まあ、地面を掘ると遺跡が出ちゃうって理由で、近代化が進まないギリシャとかには同情するけどね‥‥‥

****

 てな訳で、カンボジアでカルナを発見したら、何か報告しますね――。
 ‥‥あれ?なんか最初と趣旨が違ってる?
 うん、まあ、いいの。カルナが好きな人は、どんな事情があろうと私の同士だから!!情報くれ情報、私はそのテキストを読み、そこに記載された場所に行って、いつまでもいつまでも彼を追いかけ続ける。
 形にならなくても誰に認められなくても。ライフワークってこういうもんだよね。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年11月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

最近の日記