帯状疱疹(ヘルペス)を発症した。
最初は背中にポチっと赤い発疹が出来て痛がゆかったので虫刺されかと思っていたが、1週間経っても良くならないどころかだんだん大きくなってきた。
痒くてたまらないのだが背中なので手が届かず、虫刺されではないのかと思って病院に行ったら検査の結果”帯状疱疹です”と言われ5種類ほどの飲み薬と軟膏を処方された。そして帯状疱疹のパンフレットを貰ったので読んでみた。
写真はそのパンフレット。
読んでみると帯状疱疹とは子供の頃水疱瘡に罹ると水疱瘡が治ってもそのウィルスが潜伏し、大人になってストレスや加齢などで免疫力が低下すると帯状疱疹として発症するとある。
潜伏中はなんの症状も出ず弊害もないらしい。帯状疱疹は人に感染することもないが、免疫が無い幼児などには水疱瘡に罹ることがあるらしい。
1回目の病院から帰って2日ほどしたら脇の下に痛みが出てきた。見てみても症状は無く赤くもなっていない。
しかし日を追って痛みがひどくなったので病院でそのことを話したら”激しい痛みが出ます”と言われ新たに別の痛み止めを処方された。
痛みはひどく、時おり猛烈な痛みが来る。温めると痛みがやわらぐので、朝晩2回風呂に入ったり、熱いお湯に浸したタオルを脇の下にあてがうことを繰り返したり、寝るときはパジャマの上から脇の下にホッカイロを貼り付けて寝たりしたが、痛くて眠れない日が続いた。
ネットで帯状疱疹について調べてみると発疹とは別の所に痛みがでることもあるらしい。
(神経系の発症なので神経経路に痛みが出るらしい。)
ウイキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/帯状疱疹
パンフレットを見ると60代が最も多く発症する年代となっている。
発症する部位は決まっているわけではなく体中どこにでも出るらしい。
調べてみると周りでも結構帯状疱疹に罹った人がいる。(かなり一般的な病気らしいが、こじらせるとネットにもあるように巨大なみみずばれのような症状になったり後遺症としていわゆる神経痛として長期にわたって痛みが出るらしい。)
私の場合激しい痛みは1週間ほどで収まったがまだ少し痛いので薬を飲み続けている。
背中の発疹も下着が触っただけでも痛かったので軟膏を塗ってガーゼと絆創膏で止めていたが、今はほとんど消えかかり痛みも無くなり軟膏も塗る必要がなくなった。
病院でも1か月足らずで収まってきているのは早いと言われた。
まだ脇の下に突っ張るような痛みがあるので、この痛みが消え、その後の後遺症が出ないのを願うばかりである。
5,6歳の子供の頃、手の甲に水疱瘡が出来たのをかすかに覚えている。それが70年近く経って出てきたことになるのだろうか。
子供の頃水疱瘡になった記憶がある人は発症する可能性が高いのでこじらせないよう日頃から十分注意したほうがいい。
治らない発疹などが出来たりすると、一応そのこと考えて対応したほうがいい。神経痛になると何年も痛みで苦しむことになる。
ネットで調べると、”身近な病気のため日本の各地に方言が存在する。”とある。
東北・北関東地方では「つづらご」「はくじゃ」、南関東では「ひっつらご」、中部地方では「つづらご」「おびくさ」、関西地方では「胴まき」「たすき」「おび」、中国四国地方では「胴まき」「けさ」「けさがけ」「けさよう」、九州地方では「胴巻き」「たづ」「へびたん」「たん」等という。
子供の頃は田舎では「たづ」と言ったがそのころ教わった内容では、”「たづ」ははだしで川や田んぼに入ると傷があるとそこから菌が入って罹る”と言われていたが、そうではなくて水疱瘡は空気感染でたいがいの子供が罹るもので、それが大人になって発症するのが帯状疱疹だということらしい。
一般的な病気だけど厄介な病気でもあるので十分な注意が必要だ。
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