■「組織では無能な人が出世する」林修氏が指摘「優秀だった人がいつの間にか無能な管理職になってしまう」
(キャリコネ - 10月16日 16:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5333733
昨日たまたま明治安田生命のクローズドの講演会で林修氏のナマ講演を聞いて帰ってきたばかり。なので多少興奮気味で日記を書いてる。
講演のタイトルは「いつやるか、今でしょ！」というおなじみのキャッチフレーズを冠した漠然としたお題。どんなことを話すのかなぁと興味深々だったが、要約すると
今の時代を支配する二つの感情〜「妬み」(横の視線〜ネット社会により無料で得られる情報が諸悪の根源)と「怯え」(縦の視線〜将来を見据えられない不安)〜
とくに後者については、未来は予測不可能とは言いながら統計的に将来こうなるのがしっかりわかっている。人口や少子高齢化、気候変動問題など。その対策してますか？覚悟できてますか？その準備「いつやるの？」「今でしょ？」というふうにテーマにつながっていくのはさすが！
でも講演会に来てる年齢層が高いので将来の話をしてもあまり意味ないっすね、などずばずばブラックジョークの連発で面白かった。「妬み」の感情の説明ではZOZO前澤氏や剛力彩芽のことを例に出してウケていた。
「妬み」や「怯え」を抱くのはヒマだから。忙しければ横の視線も縦の視線も持つことはない。
何が恐ろしいってヒマな人ほど怖いものはない。ヒマな人の３つの話題(自慢）、�＿甬遒稜�収、��過去に買ったものの値段、�Ｍ�名人と知り合いであることの自慢・・だと。
要するにヒマな人＝昔偉かったリタイアした人を指しているのだとわかるが、客席を埋めているのはほぼそういう年齢層だから、彼らは林先生の講演をどう受け止めたのだろうか（笑）。
林先生はこんなにテレビで売れっ子でも予備校の仕事は今もちゃんとやってるそうで若者に対して講演することも多い。今日は若者がいないので将来の話をしてもみなさん興味ないでしょうが・・と断ってから、こんな話もした。
「妬み」や「怯え」とは無縁で将来を見据えて不安がない人が本当の理想。その具体的な人として尾原和啓氏の名をあげていた。彼の働き方は、企業という壁、国家という壁、言語という壁を越えて常にボーダーレス。どこででも誰とでも働ける。そんな人になるには「うまい議事録を書ける人」になろう。うまい議事録が書ける人はいろんな会議に呼ばれるようになるからだ。
将来仕事のカタチが変わる。いまでもすでにその兆候が出ているが、「中間項の崩壊」が起こってくる。つまり生産者と消費者が直接つながるので店に行く必要がなくなる。卸業や小売業の崩壊が起こる。予備校も崩壊していくだろう。少子化の中大学が直接受験生をあつめて当校受験希望者セミナーを開いたりするようになる。国公立はできないが私学ではそれが可能だしすでにやり始めている大学もある。
そんな時代に自分はどんな職業に就くか、考えて生きていってほしい。
林修は53歳で子どもはまだ3歳だそう。まだまだ子どものために今を頑張らなきゃいけないね。
私は今とある検定の勉強をしていてン10年ぶりかに受験勉強ノートを作ってる。興味のあることを調べたり書き出すのは楽しくて割と集中して勉強は進むのだが記憶力が衰えているので数日経つと見事に覚えていたものがリセットされてしまう。それを補うため（記憶の紐付けを行うのに）ノートが不可欠だ。
講演会のときもそのノートをカバンに入れていたのだが、思わずノートの余白に話の要点をメモしていた。メモしないときっと2、3日たつとどんな話だったか忘れてしまうのだ。悲しい・・
自分が受験生に戻って林修の現国の授業を受けてみたかったなぁ、とふと思った。
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