「“悪魔の兵器”はこうして誕生した 〜原爆 科学者たちの心の闇〜」
原爆投下は軍事的に不必要だった。では誰が必要としたか。ドイツを恐れて始まった原爆開発だが敵は消滅。多くの予算を使い、ルーズベルト亡き後を継いだトルーマンと科学者は世論を恐れる。研究理由を作り失敗続きの実験だが本番で成功し喜び。爆進する本人たちはプロジェクトXのように感じていたことかと。しかし成功して初めて自分達は大虐殺をしたのだと思い知る。現場にいないからわからない。「エンダーのゲーム」を思い出した。あれは科学者達の話だったのかもなと
100分で名著 石ノ森章太郎
漫画だけでなく仮面ライダーの方への貢献も語られたのが新鮮。仮面ライダーのその後のストーリーも石ノ森調があるという分析も興味深い。漫画では、情緒表現とSFを少女漫画に持ち込んだ貢献。ヒロアカの梅雨ちゃんに既視感あったんだけど、さるとびえっちゃんだったわ。中二病的全能感や選ばれた感。投げっぱなしの話を持ち込んだ迷貢献もある。過程が面白くキャラが生きてれば、風呂敷は畳まなくてもいいんじゃない?という考え方を持ち込んだかな。というか、石ノ森漫画はオチから描いてないのね。それが臨場感に繋がるのかも
「のぞき見ドキュメント 100カメ」
少年ジャンプ編集部に小型カメラを設置したドキュメンタリー。男ばかりの編集部の撮影期間は4日でオードリーがMC。丁度出たばかりの42号の新連載と連載終了作品の議題で興味深く。終了のひとつは銀魂かな。ラストにハンターの生原稿が遠目に!娘とおお!とガン見。銀魂に名前が出た編集者他いろんなタイプの方々、雑然とした机に担当作家の作品がちらっと、アンケートでの反応、新連載を立ち上げる立候補、持ち込みの人や作家との会話。いろんな人に次々とカメラは渡るけど、バラエティ的視点で面白くわかりやすく見れる。
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