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2018年09月30日20:16

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舌先が痺れる

宇和島の施療家仲間から「台風の影響は?」と携帯電話に電話がある。
こちらから様子伺いに携帯電話しなければならない所なのだけど。今年は連続しての大雨で被害。
海岸近くの吉田町におられるミカン農家の身内は、ミカン畑は土砂崩れに
荷物運び用のモノレール?が被災して一から創り直し、とか。
地域では5人の死亡者が出る惨事にもあっている。

「台風の影響は?」は口実で「こんな状態の患者が来たんだけど」

年齢・75歳   男性   ストレートネック
   
5年前から症状が現れ、多くの医療機関、民間療法を受け訪ね歩いているが
症状の改善がみられていない。

職業歴や運動・趣味歴を聞かなかったが、年齢と性別で大よその事は分かる。
白くて暖かいご飯を好んでいると、日に干したフワフワの寝具を好み
マクラも後頭骨を支える蕎麦殻の物を使っておられるのであろう。
加えて、ご自身の身体ケアを考えたことも行った事も皆無に等しいものと思われる。

舌先が痺れるのは、頸椎の状態から椎間孔の狭小化があるであろうし
頸椎のやや正常な生理湾曲とやや正常な椎間孔の状態を取り戻さなければ
舌先の痺れから逃れることはできない。

脳頭蓋や顔面頭蓋の状態はどうであるのか。
頸椎変位はどのようになっているのか?
頚部筋・上部僧帽筋・最長筋等の背部筋の硬直、上肢や下肢の硬直は
どれほどのものなのか?

仰臥位で後頭骨を手指で引けば、頸椎椎間板は開き加減になり
神経根の間接的な圧迫は解除の方向に向かい、一時的ではあるが
舌先の痺れは減少もしくは解消の方向を知ることができる。

本人に、なぜこのような症状が現れ、原因は何処にあるのか、
症状から抜け出すためには、全身の硬直を根気よく解除に勤め、
自らのケアや定期的なメンテナンスの必要性、マクラや寝具の形状の見直しなどが
必要であることを本人に理解していただく必要がある。

人体の構造上の問題なので、現在の医療機関では対応ができない。
認知症や要介護の原因に慢性炎症が医師から言われ始めているが
この方の場合は、典型的な慢性炎症になり、その内に気落ちから精神面を病み
認知症や要介護者の道を辿る可能性がある。

診て差し上げたいし、説明もして差し上げたいが・・・片道8時間前後。
遠い(◎_◎;)


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