mixiユーザー(id:193044)

2018年07月06日02:41

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【或る男の抜書帳20180706】

「常に起こることは、過去の經驗を一度に思ひ出してしまふやうな氣がするといふことである。そしてこの想起は、これについて明確に考へたり名付けたりする前に、それと馴染みのある何かに發展し、すると今度はそれがまた別のものに變はり、それが延々と續いてゆく。最後にそのプロセスは消えていつたが、後に殘された私は、自分でもしかと説明できない遠くはるかな事實が擴がつていくといふ、突然のヴィジョンに呆然とするのであつた」(ウヰリアム・ジェイムズ『神秘主義に關する提案』)
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