リューマチは治るのか❔

アピタでの買物中に、施療家仲間からがある。
雑踏の中では電波の状態も悪ければ、周囲の雑音で聞こえも良くない。
家に戻り改めて通話。

「リューマチは治るのか」の問い合わせ。
施療家仲間の周囲の方で、リューマチ症状に苦しんでおられる方を見兼ねて
してきたのであろう。

施療家仲間は、１８〜１９年程前、喉頭がんを患い施療の一線から退いておられる。
リューマチといっても、年齢、症状、関節の状態、性別、職業・運動による負荷など
問診・視診・触診からの情報が必要になり、おいそれと返答はできない。

私達が疾患で医療機関にで担ぎ込まれたとして、医学生や初期研修医に身を預けられない
のと同じで、緊急事態であればあるほど経験の豊富なi医師の手に委ねることになる。

過去の症例で、年齢の高い方にも巡り会った事がある。
医療機関では「リューマチ」の区分に入っていたが、関節の癒着も無ければ
関節の可動域にも、これといった問題は無かった。

関節に生じている痛みの処置は出来るが、消痛後の血液検査データ（）や診断は
医療機関にお任せするしかない。

臨床を重ね症状を診れば診るほど、迂闊な返答は出来なくなる。
対象者は女性に多いが、家事労働の負担が身体に加わり
自らのケアや家族から行われる適切なケア（パートナーストレッチング等）の無さが
時間経過によって表面化され医療機関に駆け込むことになる。

が見られた症状の方は、もしかすると年齢の高い方で、すでに関節の変形を
生じておられるのかもしれない。
そうであれば残念ながら、ある程度の消痛・改善のみになる。

例えば、傷ついた車の修理であるが、板金塗装程度で済むのか
部品交換になるのか
車輛そのものの買い替えになるのか
であれば判断は比較的簡単に済ませられることもある。

疾患・健康はとにかけられることになる。