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2018年04月05日16:30

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冬オリンピックに想う・文芸誌投稿

  今回のオリンピックも僕は楽しく見ていました。フィギア、カーリング、スピードスケート、クロスカントリー...、みんな感動的でした。スケートの小平奈緒選手と李相花選手の交友は、いろいろと人間関係について考えさせられました。個人レベルの交友は非常に大事だし、歴史的な因縁のある両国ならば尚更そうでしょう。
 でも、それ以上に想ったことは、世界中の選手が一堂に会して競技を行ない、それを世界中の人たちがテレビで見る事です。世界の人たちがオリンピック会場に一つに視線を集める。無論、応援する選手は自分の国の選手です。僕も日本人選手を応援しましたし。でも、「人間」には元々お国も、民族もなかったわけですね。はるか昔、アフリカの一地方に我々のご先祖様はいた。それが分かれていき、寒い地方では日光が少ない関係で白い肌になり、熱帯では日光が多いため、黒い肌になり、その中間の地方では黄色い肌になっただけのこと。遺伝子的に見れば、同じものを99%以上も人間たちは共有しています。兄弟姉妹みたいなものですね。お国とか、民族は幻想にしか過ぎません。その「幻想」の為に今までも人類は分断を自らして、差別や戦争もたくさんしてきた。そして、今も幻想が冷めず、自分の国の選手ばかりを応援する。やがては、その「幻想」も解けて、兄弟姉妹である事を再認識し、世界平和も達成されるのかもしれない。オリンピックとか、サッカー世界大会はその一里塚とも考えられますね。
 とにかく、オリンピックも世界平和の過程の一つになって欲しいものです。

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