April come she will
When streams are ripe and swelled with rain;
May, she will stay,
Resting in my arms again
June, she’ll change her tune,
In restless walks she’ll prowl the night;
July, she will fly
And give no warning to her flight.
August, die she must,
The autumn winds blow chilly and cold;
September I’ll remember.
A love once new has now grown old.
「四月になれば彼女は」 サイモン&ガーファンクル
四月がやって来ると彼女は…
川は満ちて雨で潤う頃
五月、彼女は居てくれるだろう
再び私の腕の中で安らぐ
六月、彼女の様子が変るだろう
落ち着きなく歩き、彼女は夜に徘徊するだろう
七月、彼女は飛び立つだろう
けれとも彼女が飛ぶことに何の警告もしない
八月、きっと死んでしまうだろう、彼女は
秋の風が肌寒く冷たく吹いて
九月には私は思い出すだろう
愛はかって新しくても、移ろい過ぎてゆくことを
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この曲は蝶の一生を恋愛になぞらえて歌っているのだとか。
とても悲しい歌だと思っていたが、春が来て青虫がサナギになり、サナギが蝶になり、秋にその命を終える、がまた春が来て生命の営みが連綿と繰り返されると思えば、恋愛も人生もそういう法則になってるのだと歌っている。
4月になると決まってこの曲を口ずさみたくなる。
この土日は好天で風もなく桜は満開、夜は満月。日本人の大好きな(いやいまや外国人観光客も大好きな)花見には絶好の日和だった。昼も夜も桜の下で飲み、ほかに何をしたわけでもないのにひどく疲れた。
毎日通勤で乗っている大阪市営地下鉄が民営化され4月から「大阪メトロ」になった。
入社式に向かう(帰りの)新入社員がたくさん乗っていた。
次男は4月いっぱいで今の会社を辞めて5月から新しい会社に転職する。社会人3年目にしてまた新入社員に戻るわけだ。3年もてばいい方だと思っていたがまる2年しかもたなかった。第一志望に入れても3年以内に3人に1人は辞める時代なので驚きもしないが。
「俺は守るべきものはなにもないから気楽だ」とうそぶく彼はまだまだ未来しか見ていないのだろう。
彼がさなぎから成虫になる日はいつくるのか・・・
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