相方の仕事「保険診療なら5000円、インプラント治療なら10万円」という中、患者さんが「金ないから無理やな」という絶対的王者をどう打ち崩すかという話。100回戦って100勝することを目指す必要はない。勝率を少しでも上げるにはどうすればよいのかということ。
残念ながら原作者が亡くなって未完となった「ドラゴンタトゥーの女」の若干ネタバレ気味になるが。
主人公の女性リスベットは身長150、体重40キロパンクファッションで気が強く性格破綻者ながら頭脳明晰なハッカー。対するは身長2m近く100キロにしてボクシング経験あり、加えて無痛症ゆえにムエタイキックで金的をつぶされようがスタンガンの直撃を受けようが動きを止めず警察官を含め複数人を殺害している巨漢ニーダーマン。この2名の対決になぞらえてみる。
むろん、正面からの打撃戦となればパワーと体格差、格闘技経験が争点となるのでリスベットに勝ち目はない。自分が相手を上回れるのはスピードと頭脳の回転である。
まずは距離をとり自分に有利な戦闘地点まで移動、無痛症は逆に言えば弱点にすることが可能。ボヤかして書くが廃工場のような場所に逃げ込み、逃げながらトラップを仕掛けて少しずつダメージを蓄積し、最後は鋲撃ちマシンで相手の足を床に縫い付けてしとめる。
ちょうどそんな感じで。まず、格安保険診療と「価格勝負」をしては勝ち目はない。いかにそういう「不利な正面決戦を回避するか」という考え方が必要になる。
むろん、生活保護などで「ない袖は振れない、ない金は出せない」な人は除外するとして。我々が高額の買い物をした時を振り返ってみると「それだけの価値がある」と決断ができれば支払うわけで。
相方「でも、それって相手が決めるハナーさんが言う『相手の領域』じゃないの?」
ハナー「相手の意思決定に助言などで影響を与えることはできるから。そこまでは自分の領域だよ。コンサルがやるべきことは相手の正しい意思決定にかかわる情報提供と、『この分野についてはこのコンサルに相談しよう』と思ってもらえるだけの関係性の構築だから。で、それだけやっても選んでもらえなかったなら仕方がないわけさ。」
特にお年寄りの楽しみは「食べる」と「話す」。インプラントはその両方にかかわるわけで、「食べる」「話す」にどれだけ役に立つかという便益を訴求するしかない。「あなたの人生を潤いあるものにするためにインプラントにしませんか?」という分野で戦いに持ち込むしかないよね。
という結論になった。資料を作るとしよう。
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