てーとく日誌3/6

今回の冬イヴェントの目標は完走ではなかった。私が鹿屋基地で提督になったのは
2014年の３月。５月には霧島の捜索に必死になる様子が日記に記されている。
空母雲龍の実装はこの年の夏イヴェントから。当時は甲乙丙の選択ができず、
資材の貯め方も無駄が多く十分ではない。其の状況でイヴェント参加は無理がある。
この時の苦闘も日記に残っている。雲龍より寧ろ、大淀のほうへ意識が向いていて、
E-2で盛大に沼に嵌っている。今となっては良い思い出だ。
さて、雲龍のほうは次の秋イヴェントからターゲットにしている。新しい仲間という
意味と共に、数少ない正規空母が貴重な存在。他のイヴェント艦は攻略の途中で
ドロップするケースも多く、掘りに拘らずとも得られるだろうとの楽観もあった。
其の後も何度かイヴェントでドロップ情報を見かけたが、完走がメインで掘りは
後回しのスタイルは変わらず、一度も出現させられずに今日に至る。一度だけ
掘りに挑戦して、50回ドロップで入手できなかった時があり、流石にショックを
引きずった。
前回、2017年秋イヴェントは４海域のステージであり、甲攻略の絶好のチャンスと
映った。結果的には過去最高の難易度作戦であることが判明して、完走すら
叶わなかったのだが。最終盤に雲龍のドロップ情報を掴んだものの、遅すぎて
掘りの体裁もなさない始末。この反省から、今イヴェントでは雲龍探索を最優先と
決めたのだった。詳細なデータは見ていないがイヴェント時のレア艦ドロップ率は
２％程度。50回ドロップを目標に開始した。序盤なので資材はきつくない、筈だが
機動部隊で空母を４隻も配置しているのでボーキサイトの減りだけが
尋常でない速さ。Ｓ勝利は確実なものの、２回に１回の割合でしかドロップしない。
流石に100回Ｓ勝利は厳しいと感じた。30人ドロップ辺りから資材が自然回復する
レヴェルまで減り、課金でボーキサイトを購入することを覚悟した。これには相当な
抵抗があった。１万円使っても入手できるかどうかは分からないのである。
１周するとボーキサイトは1000程度減る。取り敢えず10周分を考えたが（6000円相当）、
ドロップを５回増やして効果を期待してよいものかどうか。FGOガチャで苦しむ
人々の葛藤を理解したような気がした。
というところで34人目、雲龍の救出に成功した。３年半追い求めた空母が
やってきたのである。嬉しさよりも安堵の気持ちが強かった。戦いは終わった。
小沢艦隊に感謝。