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2018年03月08日21:46

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コージィ城倉「プレイボール2」

コージィ城倉の作品といえば「砂漠の野球部」の連載を読んでいた時期がある。
少し砕けた熱血というイメージで、島本和彦の系列に入る印象がある。あの
タッチで、名作がどのように料理されるのだろうと興味が沸き、取り敢えず第1巻を
購入してみた。読んでみて吃驚である。やや暑苦しい絵柄は影を潜め、完全に
ちばあきおタッチの画になっていた。ここまで似せてくるとは予想外。アングルの
選び方や効果音、ポーズや表情まで、ちばあきおそのものなのだ。まるで
乗り移ったかのように。しかも、現代の読者に阿ることなく、昭和53年を舞台と
している。この設定にも驚いた。然しながら、オリジナルの正統な続編を主張するには
必要な条件でもあったのだ。若い読者にアピールするかどうかは些細な事だ、
リアルタイムでちばあきおを体感した世代が求める作品なのだ。この続編は
谷口、丸井、イガラシの3学年が揃ったところから始まる。わくわくする予感を
抑えられない程度には期待している。
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