ダイヤモンド富士

１月２４，２５日は三鷹天文台の裏からタイヤモンド富士が見えるというので大勢見学に来ます。
私は毎年ダイヤモンド富士を撮ってますが、いつも失敗です。
何故かというと太陽と富士山の明るさが余りにも違いすぎるため、太陽をすっきり写そうとすると富士山は真っ暗の状態になりよく見えません。逆に富士山を綺麗に撮ろうとすると太陽は白飛びとゴーストでダイヤモンド富士もよくわかりません。

そこで今年は合成することを考えて撮りました。
まず太陽がまだ遠いときに富士山を撮ります。
太陽が近づいてきたらフィルターと絞りを絞って太陽だけがきれいに見えるようにインターバル撮影します。（１分に一度６０枚撮りました。）
１分では太陽が重なってしまうので３分おきの写真を比較明合成して１枚の写真を作ります。
その写真と最初に撮った富士山の写真をやはり比較明合成します

写真はそうやって撮ったものです。
この方法で失敗したところは、最初富士山を撮るときフィルターを外して撮ったのですが、レンズに触るため位置がずれてしまったことです。
そこでフィルターを付けた状態で富士山を明るく撮ったつもりですが、なにしろＮＤ４００のフィルターなので色がよく出ません。
富士山：　ｆ＝５．６　ｓｓ＝１／６０　Ｉｓｏ＝８００
太陽：　　ｆ＝１８．０　ｓｓ＝１／２００　Ｉｓｏ＝８００

こんな方法でも撮れることがわかったので来年はもっとうまく撮れる方法を考えます。