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2018年01月08日06:21

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落語の徒然(七草)

春の七草は、芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎよう)・繁縷(はこべ)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)の七種類があります。古くは正月七日に羹(あつも/野菜や豆腐などを入れて作った熱い吸物)のにしました。1.芹(せり)……セリ科の多年草で、田の畦(あぜ)・小川・湿地に自生生息します。
 また、水田で野菜として栽培し、泥の中に白い匐枝(ふくし)を延ばして繁殖します。高さは約20〜50cm。夏に花茎を出し、白色の小花をつける。若葉は独特の香り発し、食用には最適です。貧血症と解熱に効果があります。2.薺(なずな)……アブラナ科の越年草で、路傍や田畑にごく普通に自生します。春高さは約30cm。春に白色の小十字花を総状につけ、果実は扁平で三角形しています。早春若芽を食用にするほか、高血圧・解熱・便秘・利尿・解熱・止血作用に効果があります。また煎じた液で洗眼すると眼の充血や痛みに効果があります。3.御形(ごぎょう)……ハハコグサの異称で、春の七草に数えられ「おぎょう」とも言います。胃腸病全般に効果があります。4.繁縷(はこべ)……ナデシコ科の越年草で、山野・路傍に自生します。高さは約15〜50cmで、下部は地に臥します。葉は広卵形で柔らかいく、春に白色の小五弁花を咲かせます。鳥餌または食用に供し、利尿剤や止血剤、としての効用があり、また全草を自然塩と混ぜて歯茎をマッサージすると出血や歯槽膿漏に効きます。別名「あさしらげ」「はこべら」と言う名があります。
5.仏の座(ほとけのざ)……キク科のタビラコの別称で、シソ科の一年または越年草です。原野・路傍に自生します。茎は柔軟で高さは約25cm。春し紫色の唇形花を輪状に付けます。別名「ホトケノツヅレ」「三階草」とも言います。整腸剤として効果があります。6.菘(すずな)……青菜(あおな)、または蕪(かぶ)の別称。食用にし、利尿・解熱・止血作用に効果があります。
7.蘿蔔(すずしろ)……アブラナ科の多年草で、西日本の山地や岩上に自生します。高さ約15cm。走出枝を出し、根葉は叢生し長楕円形で、早春には白色の四弁花を総状に開かせます。胃腸病全般に効果があります。
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