何故、ＶＹＳの人たちは新人を端からＳ園に誘ったか

　　「憲法や法律、行政に頼らず、我々の手でＳ園を支える」が目的だったようだ。別にＳ園の人たちに言われたわけではなく、先輩がたまたま知ったＳ園をそうしようと思いこんだと。今の僕が気が付くに、そのような人たちは第一に憲法などの勉強不足だし、又、法律や政治、政党への強い不信感が見られる。特に、革新政党が大嫌いな人が多かった。とは言え、自民党も支持できないと。
　　彼らのその後だが、無論、個人差がある。語学系の人ほど、変わりが早い。大学卒と同時に過去を水に流して、アメリカや中国に通訳として羽ばたいた女性たちの例も見ているし、僕ともフェイスブックで付き合っている。それから、医者になられた方たちも変化が早い。でも、それ以外はいつまでもＳ園やＶＹＳにこだわる例が多く、その過去へのこだわりの為だろうか、気が荒れた女性の例も。僕も理由がないのに、その人に怒られたし、その人自身も「私は学生時代以後、人と付き合えなくなった」と悩みを手紙に書いてきた。また、寅さんみたいな生活を送った例とか。そんな中、過去の因縁にずっと苦しみ続け、数年前から法律を再勉強し、６０歳で念願の司法書士になられ、愛媛で仕事をされている方も知っている。彼には敬意を持っているし、彼を支えた妻も立派である。良い事は大いに褒めたい。
　　以上も全学連の伝統が絶えた影響でもある。最近はその一部の人たちに僕は敗戦処理的なメールや手紙を送っている。個人的な事だが、僕のパソコンではフェイスブックに直接書き入れると、うまく入らない事も多いため、このミクシー日記欄に書き、コピペしてフェイスブックのメールに書き入れて送信する事も多い。面白い利用法だと思う。