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2017年10月15日20:54

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【銀幕】久々の映画館、二本連続

九月中頃から十月上旬は仕事が忙しかった。
大きな山場を越したので、松本シネマライツ8が割り引きの日の今日、行ってきた。

まずは【亜人】
血塗ろ度、残虐度ともに★★★★★。優良な作品だ。しかし、SFとしてはトンデモ理論で解き明かす世界観が乏しく、サゲポヨ。
佐藤健は飄々としながらも熱く闘う、佐藤健らしさが出ていた。
綾野剛はいろいろとこなせるな。『怒り』の時の、あのキャラと全然違うし。
川栄李奈は頑張っていたけど、アイドルがたまたま出演したレベルでしかない。
玉山鉄二が演じた人物は、悪辣さが物足りなかった。もっと冷酷でないと。

次は【猿の惑星:聖戦記【字幕】】
血塗ろ度:★★★☆☆、残虐度:★★☆☆☆。戦争映画ではあるが、SFではない。
SFとしての要素は全く無くて、前世紀の『猿の惑星』の発展型を期待したら裏切られる。
まず、シーザーはモーセを雌型に造型されている雄型だ。ここが最重要点。
素朴な信仰心を保っている日本人には理解し難いのが、西欧の白人が何故に旧約聖書を有り難がるのかだ。答えは、選民思想を正当化する為だ。
アメリカ軍人の「大佐」は、そのまんま筒井康隆の『アフリカの爆弾』の白人たちでしかない。
結局、アブラハムの宗教に根差した『出エジプト記』の焼き直しだ。
奇しくも、そのアブラハムの名を持つリンカーン大統領は熱烈な人種差別主義者だったことを忘れてはいけない。

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