1回戦HI:4.3 K氏
小柄だけど安定して成績の出る、強気のパッティングをする開業整形外科医。
初戦相手はコースとの槙プロからのアドバイスを肝に命じる。
1番からＫ氏の調子が悪そう、アプローチも寄らない、パター感も悪い。
これで1番2番連続アップ、ここで緩めたらダメなのは承知している、気合継続。
その後は一進一退も7番でＫ氏がOBで3アップ、8番取られるも難しい9番でアップ、3アップ。
K氏は全然焦るようすはない、流石医者って感じ。
10番ロング2オンするも3パットで分け、11番分けて、比較的易しい12番ミドル。
FWセンターからPWをまさかのショート、しかもディボット跡に、取られて2アップ。
13番K氏が入れたら勝ちの30�僂離僉璽僖奪箸魍阿后∧�け。
「せっかくの流れが…」とK氏つぶやく。
難しい14番K氏右にミス、僕は快心でFWセンターに、きっちりパーセーブで3アップに戻す。
アップドーミーの15番ショート、ピンはバンカー越えの手前、距離は分かっているので7番でピン左手前に4M、K氏右にミス、パーセーブで4and3で勝利。
2回戦HI:3.6 U氏 （ホームコース変更後初めての選手権、1つ年上のナイスガイ）
安定のゴルフ、距離280yは飛ばす、アプローチも上手い、パターもいい、勝てる感じが正直中々イメージ出来ない強敵。
案の定、1番からドライバーに圧倒されダウン、2番もダウン、3番かろうじて分けるも4番でダウン。
4番で3ダウン、5番取って、6番分けて、7番取って、8番分ける、9番バーディ取られて4ダウン。
ここで10番までのインターバル、完全にコースではなくU氏を見ていた自分に気が付く。
相手を見ない、コースを相手に自分のゴルフをする事を思い出す。
10番分ける、11番取る、12番取られる、13番分ける。
15番ショートでドーミーホール、絶体絶命のピンチ。
15番U氏まさかのシャンク連発でアップ3ダウン。
16番僕は3UTでナイスショット、U氏まさかの左ハザード、アップで2ダウン。
17番僕は1WでFWセンター、U氏まさかの左林に、アップで1ダウン。
18番ロング、僕はFWセンター、U氏まさかの左OB、何と追いつく。
この間僕は全てパーセーブ、ミスなしのゴルフ。
エキストラに向かう途中U氏と会話、「あかんわ、戻らへん、でも頑張らな」と。
「いやぁ追いつきました、流れですかね、1番、いいゴルフしましょ」
「そうやね、気合い入れ直す、負けへんで」と笑顔で。
1番僕は今日一のFWセンター、距離も出てる、力んだのかU氏右のFWバンカー。
残り打ち上げ240ヤード、フォロー気味だったので5Wで勝負に出る。
打った瞬間左真っすぐに出た、ガードバンカーが頭をよぎる。
U氏はほとんど出すだけのセカンド、サードは乗せにいくも右のバンカー。
僕のボールは…左ガードバンカーの手前、その手前のバンカーに入っていたらやばかった。
そこから50度でカット気味の低く出すアプローチ、ピン手前1.5Mにナイスオン。
U氏の4打目はバンカーから4Mほどに、入れてパーのパットを残す。
こっちは2パットでパー、U氏パーセーブ出来ず、1.5Mのバーディカットは外したがパーセーブ。
19番1upで勝利。
ラウンド後はU氏と握手、「何か清々しい、ほんと楽しかった」といい笑顔で。
僕も「本当に有難うございました、いい勉強になりました」と。
この経緯で何と準決勝進出。
2011年は何か勢いで獲った選手権、ゴルフが分かれば分かるほど自信が無くなってきている今年。でも思ったのは、マッチプレーはストロークプレーとは全くの別物だって事。
Ｋ氏もU氏も本当に上手いプレイヤー、でもマッチはメンタルに流れ。
一度緩んだメンタルを復活させるのは至難、勝ちを意識した瞬間から何かが変わる。
来週の準決勝、またまた格上の�儀�インデックスは4．0強敵も強敵。
普段は仲のいい後輩10歳年下、距離でも15ヤードは置いていかれる。
果たしてどんなゴルフが出来るか、今回学んだマッチの基本、自分のプレーに集中する、相手はコースを肝に再度命じる。
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