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2017年08月08日17:06

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若い娘たちからラヴレター頂き、気が付いた社会変化

  文芸誌会で知り合った二人の若い女性から、どちらもラヴレターを頂いた。詳しくは記さないが、どう見てもどちらも20世紀の感覚で言えば、恋文である。内、一人は高校生。成程と思った。20世紀の日本では、それは重い意味があったが、今のヤングたちはフランクにラヴを述べ、表現もしているようである。今は性の解放と、イエ制度の崩壊など、恋愛を束縛するものがなくなりつつあるが、そうすると恋愛もフランクになり、いくら歳が離れていても、何かで好感持てば、こうなるのかもしれない。それゆえ、僕もそれに対応した返事を書いている。相手の世代感覚に合わせた手紙を。
  思えば、例の乙武氏の件もこういう事ではなかったか。ファンの女性数人が、気楽に恋文を書き、乙武氏は20世紀の感覚で真に受け、肉体関係まで行ってしまったと。乙武氏が結婚した時は20世紀、古い感覚の恋愛だっただろうから。乙武氏は21世紀の日本の恋愛感覚の変化を知らなかったに違いない。察知していれば、適当に付き合い、肉体関係までは持たなかったのに。古い恋愛感覚と、ファンを大切にする気持ちがあのような事になったと。また、最近の今井理恵子議員の不倫騒ぎもそのようなものだと。
  気楽に恋愛を述べる事は昔の感覚よりも幸せかもしれないが、深みはないだろう。それゆえ、「本命の人」が出たら、恋愛よりも深い、魂の結びつきを求めるように次第に男女はなっていくのかもしれない。僕も若い時から、恋愛の絶対性に疑問を持っていたが、その答えでもあると。また、「魂レベルで結びつかなければ、本当の幸福な縁は来ない」事もすでに判っていたが。
  絶対性はないと判りつつも、そのような手紙をもらって嬉しかったに違いないし、もっと深い縁も機会があれば、求めたい訳である。
  今は若い世代に限定されているが、やがて全世代、全世界に及ぶかもしれない。その場合、文化も、政治や経済もかなり変わってくるわけだ。以上は社会変化の前兆かもしれない。
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