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2017年06月07日23:01

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チバニアン

数ある日本の地層の中で、選ばれたのが千葉!・・・というサプライズ!

地層といえば少し前、白亜紀に日本に生息していたという恐竜「丹波竜」が話題になっていた。
2006年に丹波竜の化石が発見された篠山層群は、中生代白亜紀前期、1億4,000万年前〜1億2,000万年前頃に平野部に土砂が堆積することによってできた地層で、当時の日本は大陸の一部であったため恐竜が生息していたことは考えられていたが、これまで恐竜の化石の産出の事例はなく、これは大発見!と話題になった。

 地球の歴史は、地層に残る生態系や環境の変化の痕跡により、115の地質時代に区分されるという。
今回認定を目指すのは、千葉県市原市田淵の養老川沿いにある「千葉セクション」と呼ばれる地層。
地球の磁場(地磁気)が77万年前に最後に逆転したことを示す証拠が明瞭に残っているという。
中期更新世は、最後の地磁気逆転を境界にすることが決まっており、千葉セクションは有力候補だという。

茨城大や国立極地研究所などの研究チームは7日、この地層を77万年前〜12万6000年前の地質時代(中期更新世)を代表する地層に認定するよう国際地質科学連合に申請した。同連合は来年に結論を出す見込み。選ばれれば中期更新世が「チバニアン」(ラテン語で「千葉時代」)と命名され、46億年の地球史に初めて日本の地名が刻まれる。

 一方、イタリア南部の2カ所の地層も、イオニア海にちなんだ「イオニアン」の命名を目指している。認定には、生態系や気候変動の証拠となる花粉や化石などのデータも重要で、イタリアはこのデータが千葉よりも豊富にあり、どちらが選ばれるかは予断を許さない状況だという。

7日に記者会見した岡田誠・茨城大教授は「日本の名前がつけられる最後のチャンス。大変大きな意義がある。情勢は五分五分だと思うがベストを尽くした」と話した。



地球史に千葉時代 来年結論か
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4610016
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