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2017年06月07日09:23

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大瀬崎2017/06/03の海　1本目

この日は
雲見ボートの予定でしたが、
低気圧の通過が連続して、天候に不安定要素が多いので、
急きょ
大瀬崎に場所変更

アドバンスコースの内容は、
変更して

1本目は、ディープダイビングの経験と、
コース説明をして、ナチュラルナビゲーションの練習です。

潜降して

ミジンベニハゼのペアまで、
説明したコース通りに進み

ます。

一人は、
何度サインを出しても

中性浮力を取ろうとしません。

スクーバコースでの噴き上げのトラウマが抜けていない様

です。

それでも、
何とか、ミジンベニハゼの場所へ

産卵しているとの情報通りでした。

[トリミング]

ペアリングから産卵まで、本当に短時間で、性変換して成熟します。

そこから、
コースを進むと、
120気圧になったと、中性浮力を取らない講習生からサインorz

中性浮力を取らないので、常に、水中で移動のストレスがかかります。

エアー消費が多いのは仕方ありません。

これも経験して、いけない事と理解させるしかありません。

そのまま進むと、今度は、100気圧になったとのサイン

もちろん、了解のOKサインを出していますが、
全然、見ていません。

完全に、落ち着きを失い始めています。

進行方向のサインを出しても、全く、見ていません。

ここで、目がいってしまいました。

パニック

です。

しかし、中性浮力を取って無いので、浮き上がる事もできません。

仕方ありませんが、
頭をグーパンチ

これで、少し落ち着きを取り戻して、移動開始したいのですが、
全く

、泳ぎません。

仕方ないので、
手をつかんで

ハリ魔王が、二人分の中性浮力をとり

二人分泳いで、浮上コース

へ

ディープダイビングなので、
すぐには、水面に出られません。

ディープストップをして

いつもの場所

へ

セフティーストップ中に、
ポーニーボトルに変えての呼吸の練習

一人は、無事終了

パニックダイバーは、目は生還していました

が、
タンク圧がほとんどありません。

そこで、
ポーニーボトルを使って、呼吸を継続してもらいます。

ハリ魔王は、
レギュの呼吸抵抗で、残圧がほとんどない事が判ります。

眼を離せない状況なので、空気残に余裕のある

同行者の酔ってるさんから、もらう事もできません。

仕方ないので、呼吸を最小限にして待つしかありません。

セフティーストップの規定時間を終えて、浮上開始

パニックを起こしたダイバーも、ついてきます。

水面に出た時は、
ハリ魔王のタンク圧は、0をさしていました。
完全な空ではありませんが、
あと数回分の呼吸しかできない状態

です。

パニックダイバーにそのゲージを見せて、
自分が、ルール通りの行動をとらないと、
如何に危険なのか感じてもらいます。

この子の将来の目標を考えると、
ギリギリまで、あきらめない指導が必要です。

それが、身に付かないと調査潜水は無理ですからね。

今回は、リアル反省会をしました。

中性浮力をとらないとおきる危険性
サインをきちんと読まない危険性
途中で、一人泳ぐのを辞めると、皆にも、危険が及ぶこと

本人には、かなり、響いてくれたと思います。

本当に、潜れるダイバーを作るのは、大変です。

今回の講習生の将来