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2017年04月09日22:20

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スティーブンタイラー来日公演

4/8(土)、Zepp Osaka Baysideでスティーブン・タイラーのソロコンサートがあった。
来日公演は東京と大阪一回ずつしかなく、大阪は初日だったのでめっちゃ盛り上がった。

初のソロアルバムが出たとき「え〜?スティーブンがカントリー?」と思い(だってカントリー歌手は嫌いなので)、今回のコンサートはどんなアコースティックなカントリーライブになるのかと心配していたが、ふたをあけてみれば、エアロスミスとさらに音楽性を広げたスティーブン・タイラーの世界観を2倍楽しめるコンサートになった。

最後にエアロスミスのコンサートに行ったのは4年前(2013年)だ。
 ■日記:「エアロスミスライブ(何度目やねん?)」 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1909720067&owner_id=168303

スティーブンソロでの来日が急遽決まったという朗報を聞いたのが去年11月。先行販売のURLを見ると、通常チケットのほかにVIPアップグレードチケット(Meet&Greetチケット)というのがあり。これがなんと6万円!!
何がアップグレードかというと、公演前のバックステージに入れてもらってスティーブンとのMeet&Greet(ハイタッチとかハグとかし合える?)、(自ら持参したデジカメかスマホで)スティーブンと一緒に写真を撮れるという特典がある。
これはおいしい特典だ。しかしこのチケットの権利を行使するにはコンサート入場券を入手済みであることが条件なので、合計71000〜73000円かかる。全く人の足元をみた企画でムカつくわ。
https://www.hipjpn.co.jp/live/steventyler/

私は長年スティーブン・タイラーのファンをやっているが特にファンクラブに入っているわけでもないし彼とは一度も接触したことがない。
前回の来日では、大阪公演のときに、十三に現れたり、突然路上ライブのバンドに乱入したりもあったそうで・・・
https://matome.naver.jp/odai/2137669763372660301
   ↑
こんな場面に遭遇できたらラッキーだろうなと妄想したりもするが・・・・

もうこの先何度彼のライブに行けるかもわからないので思い切ってVIPアップグレードチケット買って一生の思い出を作ってもいいか〜と、ついに7万円出す決意をして先行販売初日に臨んだが・・アクセスできたとたんに完売していた。あっさり撃沈・・(笑) 
ポール・マッカートニーの武道館チケットが10万円でもすぐに売り切れになるくらいなんだから、エアロスミスの大ファンなら7万円なんてポーンと出す人がいっぱいいるんだろうね。目からうろこの経験だった。

で、結局普通の席(11000円)を購入。先行初日でも指定席は即売り切れ、スタンディングの席しかとれなかった。整理番号は1008番だった。


そして当日。どうせ立ち見なのだし雨のなか入場並ぶのうっとうしいので、開演30分前に現地到着。
休みの日なのでコンサート前に、桜ノ宮駅で一瞬花見してビール飲んで、そのあとJR環状線〜ゆめ咲線終点の桜島駅へ。Zepp Osaka Baysideは初めてだったがそこそこ大きなハコだった。

比較的早めに入場できたので、ポールのある場所をとれてよかったが、開演近くなると次々人が入ってきてほぼラッシュアワーの車内のよう (やっぱり人気あるねんなぁ)。

そんな熱気の中、「Sweet Emotion」で始まったスティーブンタイラーのライブは、ソロアルバムの曲とエアロの曲と半々くらいの絶妙な配分で、エアロスミスファンも大満足でSHOW 

ビートルズ、ヤードバーズ、ジャニス・ジョップリン、ツェッペリンまでカバーして、ソロだと自由にやれる感じなんだろうか。3月に69歳になったスティーブンだが高音もよく出てたしMCもしゃべりまくり(自分のルーツについて、影響をうけた音楽やずっとやりたかった音楽について、熱く語っていた?)

そういえば、タイラーは芸名で本名はタラリコといって、イタリア系の名前らしいが、彼のプロフィールには、イタリアとウクライナ系・ポーランド系ユダヤ人、ドイツ人とインディアンのチェロキー族の血筋もひいている、とある。
自らの多様なルーツをたどりながら今回のソロアルバム「We're All Somebody From Somewhere」を作ったのだろう。



セットリストは以下のとおり。


1. Sweet Emotion (Aerosmith song)
2.Cryin'(Aerosmith song)
3.I’m Down / Oh! Darling(The Beatles cover)
4.Come Together(The Beatles cover)
5.Love Lives

6.Jaded(Aerosmith song)
7.Love Is Your Name
8.I Make My Own Sunshine
9.Piece of My Heart(Erma Franklin cover)
(Snippet of “Mercedes Benz” by Janis Joplin)

10.Livin’ on the Edge(Aerosmith song)
11.We’re All Somebody From Somewhere
12.What It Takes(Aerosmith song)
13.My Own Worst Enemy
14.Dream On(Aerosmith song)
15.Train Kept A-Rollin'(Tiny Bradshaw cover)

Encore:

16.Janie’s Got a Gun(Aerosmith song)
17.Only Heaven
18.Walk This Way(Aerosmith song)
(Snippet of “Whole Lotta Love” by Led Zeppelin)



「Peace Of My Heart」は、スティーブンのソロアルバムの最後に入っている曲。耳馴染みがあるなと思ったら、少し前シャネルの香水のCMで使われていた。スティーブンがソロツアーでジョイントしているLoving Mary Bandのオリジナルなのかと思ったが、Erma Franklinの曲のようだ。
Erma Franklinはアレサ・フランクリンの姉で、彼女の曲をのちにいろんなバンドがカバーしているみたい。ジャニス・ジョップリンも。

「Love Lives は」、“宇宙戦艦ヤマト”の実写版、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の主題歌でスティーブンが歌っているもの。映画「アルマゲドンのテーマ」と似た感じのバラード。スティーブン節炸裂。
これを演るときスティーブンがMCで「ヤマモトの曲」と言っていたので、山本って誰?と思ったけど、たぶんヤマトをヤマモトと言ったのだろう(笑)。

コンサートのラスト、ピアノの前にすわったスティーブンはイントロからビートルズの「Golden Slumbers」を歌い、そのあと転調して「Deram On」へ移行。エアロスミスのライブではたいがいストリングスが流れたりするのだが、スティーブンの弾き語りであの「Dream On」が聞けるなんて感激!
そしてこちらもエアロスミスのライブのラストにはお決まりの「Train kept A Rollin」でライブは最高潮。


アンコールは、エアロスミスのヒット曲をマイナー転調アレンジした「Janie’s Got a Gun」
2番目にやった「Only Heaven」はソロアルバムに入っている曲だが、9歳の男の子が作った?曲だとかなんとかMCで言ってた。
そしてラストは「Walk This Way」から、ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」。

誰の曲をカバーしてもスティーブン・タイラーの音になるのはさすが!!
オオサカ、オオサカ、タコヤキ、アリガトーゴザイマス などを連発してくれてうれしかったよ。

 Greatest Steven, I've Loving You For 30 years !
とにかく貴方の声が好き。顔が好き。貴方の奏でる音楽が好き。貴方がカントリーに行ったってハワイアンに行ったって、どこまでも貴方を愛しつづけるよ。


■Steven Tyler with Loving Mary Band Lincoln Center NY (May,2, 2016)
http://amass.jp/72352/


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