舞台「PLUTO」
「鉄腕アトム」の「地上最大のロボット」をリメイクした浦沢直樹原作の漫画の舞台。ロボット連続殺害事件の過程と動機の謎を巡る話。原作から連続殺害事件の人間模様を端折りアトムとゲジヒトと犯人に焦点絞った構成。森山未來と寺脇康文主演。バックに漫画を投影したり黒子がいたり前衛風で面白い。原作は浦沢漫画にしては巻数が少なく、手塚治虫のテーマと話の粗筋を守りつつも色々肉付けして、謎の探索と人間模様としっかり浦沢漫画。長さ的にも8巻だしとっつきがいいと思ってるのだが。
「ザ・グラビティ」
前後編のドイツ・オーストリア合作。テレビドラマなんじゃないかな。スイスの粒子加速器研究所で人工的にビッグバンを作成するもブラックホール化。地殻変動や飛行機墜落など大惨事が。止めるために絡む様々な人々。SFより災害パニック映画寄り。不実な男主人公がラストで娘と浮気相手の両手に花って微妙。アルフォンソ・キュアロン監督の「ゼロ・グラビティ」の英語原題が「グラビティ」だったねと。紛らわしい。
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