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2017年01月23日22:21

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週報(17/01/16〜) 骨髄バンク

年明けと同時に骨髄バンクからA4サイズのオレンジ色封筒が届いた。
骨髄バンクからのオレンジ封筒というのは、ドナー候補に選ばれましたという"当選封筒"である。
この時点では患者一人に対して最大5人にまで選択されている。

今まで週報では敢えて書いていなかったのだが、10年以上前に骨髄バンクに登録しており、今回で既に3回目。
初回はオドオドしながらも、確認検査まで実施したが、途中で"患者理由により終了"となった。
2回目は仕事が忙しく、こちら側の理由でキャンセル。
今回は夏前までは特に仕事が忙しくないだろうという予測もあり、検査まで進むことに決めた。
 
毎回の事なのだが、最終的なドナーに選ばれなければ会社に言う必要はないため(逆に言うと会社内が混乱する)、秘密裏に進める必要がある。
骨髄バンクに書類を返送し、折り返しの電話があった。
確認検査の打ち合わせと医療施設の選択だと思っていたのだが、話は違っていた。
"患者理由により終了"という電話だった。
年明けに書類が来てから、左程期間が経っていなかったこともあり驚いた。
今回もドナーになることはできず、終了となった。
 
今まで"患者理由により終了"と簡単に書いてきたが、お互い決して口には出さないのだが半数の確率で"移植を受ける患者さんが亡くなった"という暗黙の了解が含まれている言葉である。
この事実を知らされるというのは、ドナー候補者にとっても酷な通知の一つである。
こちらとしても酷な考えなのだが「運がなかった」としてやり過ごし、気落ちすることはしてはいけないのである。
骨髄バンクに登録すると言うことは、この様な事まで考えていないと気苦労が多く耐えられないのである。
 
ちなみに自分の家族は、私自身を含めて全身麻酔の手術経験者であるため、手術に対する恐怖感はない。
そのため、もし骨髄ドナーに最終的に選ばれても問題は発生しない。
問題があるのは、仕事との都合の付け方くらいである。
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